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RPAを学ぶ 2021.07.02

【第一話】RPA完全初心者の新卒1年目が2ヶ月でロボパットマスターになるまで

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今回ご紹介するのは、21年度FCEグループに入社し、FCEプロセスアンドテクノロジーに配属された新入社員の添田 和優です。
今まで全くRPAについて知らなかった初心者の添田が、RPA「ロボパット」をどのように習得し、ロボパットマスターになっていくのか?その道のりを添田自身の言葉で語る全5回の予定でお届けします。
ロボパット習得の過程はもちろん、新卒社員が日々の業務の中で成長していく姿にもご期待ください。第一回は、自己紹介、ならびに配属から研修一週目の様子についてお届けします。

【目次】

 

ロボパットマスター はじめの一歩

はじめまして。

FCEプロセス&テクノロジー 営業推進部 添田和優と申します。

2021年4月入社の新卒1年目です。

 

配属直後の5月某日、ほぼ初対面の上司から指令が届きました。

「「RPA初心者ユーザーとして、率直な生の声を記事にしてくれないか」」

一ヶ月のテレアポ研修(詳しくはいつか話します)を乗り越え、やる気に満ち溢れた入社2ヶ月の新入社員の答えは「はい」か「YES」しかありません。

ということで、今回から全5回に渡り、「RPA完全初心者がロボパットマスターになるまで」のプロセスを皆様にお届けします。

 

おそらく「RPAは1年前から導入している」「プログラミングは3年前から勉強している」というような方にはあまり響きません。

ですが、

RPAって、便利そうだけど、一から覚えるのは大変そう。」

「そもそも具体的に何がどう便利なのかよくわからない」

「やったほうがいいのは分かるけど、あんまり楽しくなさそう」

 

といった、今現在、RPAを始めとしたITテクノロジー全般に少しだけ後ろ向きになってしまっているような方が、一人でも二人でも

 

「意外と出来るかもしれない、、、!」

「大変そうだけどやってみる価値あるかも、、、!」

 

そんな気持ちになってくれることを目指しています。

 

ロボパットマスターにふさわしい定量目標

そのために、以下の目標を立てました。

『2ヶ月以内に、社内の他事業部で、自作ロボが3つ以上稼働している』

そして

『添田くんのおかげで仕事楽になったよ!』

『新卒とは思えない!圧倒的に即戦力だね!』

と先輩方からの称賛が鳴り止まない。

現時点で出来る自信はありません。ですが、2ヶ月後の自分を想像すると、心底ワクワクします。決めたら後はやるだけです。

 

我々FCEグループは、ロボパットを扱っているFCEプロセス&テクノロジーの他に以下の事業部があります。

  • FCEトレーニング・カンパニー (研修)
  • FCEエデュケーション (教育)
  • FCEパブリッシング (出版)
  • FCE Holdings (グループ統括)

 

他事業部にチャレンジしようと思ったのは、その方が「ロボパットらしい」と思ったからです。

ロボパットは「DX」を推進するためのツールです。

お客様にも「他事業部も巻き込んでいきましょうよ!そのほうがワクワクしませんか?」とDXを推進しています。

ですので、「ロボパットマスター」を名乗るからには、そのコンセプトに相応しく企業全体のDXを推進していくような当事者意識が必要だろうなと考えました。

小難しい言葉を並べましたが、シンプルに言うなら

会社全体に関わった方が絶対カッコいいし同期に自慢できる。

これに尽きます。

 

本音を言うと、プロセス&テクノロジーではライバルが多すぎる(先輩方がすでにロボパットを使いこなして自動化し尽くしている)という戦略上の狙いもあります。

これまでの先輩方のお話を聞くと、「2ヶ月で1つロボを作ればまあ合格だろう」と基準でした。

もちろんその期間、ロボ作成のみをしていればいいわけではなく、営業の知識やセミナーの運営など覚えることは山程あります。

でもそれは、現場で業務の傍らロボパットを使っている今の導入先企業の皆さんも同じはずです。

言い訳は出来ません。

 

もしかしたら「やっぱりできませんでした」というオチかもしれません。

しかし、もし仮に目標達成できなかったとしても

それはそれでリアルな体験として残しておくべきだとも思います。

 

もちろん全力で目標を追います。

FCEはそういう会社です。

 

そして、目標をあらかじめ「宣言」すること。

言葉に行動を合わせること。

誠実であること。

これらをとても大事にしています。

そしてありのままの、「RPAを一から学ぶプロセス」をお見せすること。それにこそ価値があると思うのです。

新入社員研修で身につけた「オープンマインド」でこのロボパットマスターへの道にもひた進んでいきます。

 

前置きが長くなってしまいました。改めて少しだけ自己紹介させてください。

自分で言うのもなんですが、私はいわゆる優等生タイプだったと思います。

小中高と、大抵のことはそつなくこなせました。

成績もそこそこ良い、運動もそこそこできる、先生の言うことも守る、よく食べ、よく寝る。

しかし、大学生となり、大学院に進み、就活を経験し、自分が関わる世界がちょっとずつちょっとずつ広がるごとに、出来ないことの方が多くなってきます。

そして「あ、いままで、できることにしか手を出してこなかったんだな」

ということに気づき始めました。

 

焦りました。

このままでいいのか、、、?

周りに流されて小さくまとまっていないか、、、?

自分の意志でなにか始めなくていいのか?

自分を変えなくていいのか?

 

理系大学院から、全く研究内容に関係のないFCEという企業に入社を決めたのも、

そんな過去の自分から決別し、「出来ることを繰り返すよりも、出来ないことにチャレンジして、出来ることを広げようとしている方がカッコいい」という気持ちがありました。

昨年の3月にFCEから内定をいただき、「もうやるしか無い」と腹をくくります。

その直後、縁あって、新卒採用を支援しているキャリア教育系スタートアップでのインターンをはじめました。

自分自身の就活経験を踏まえて「他の誰かの主体的な選択を後押ししたい」と思ったからです。

インターンの活動内容としては、以下がありました。

 

  • 学生面談 
  • 就活イベント企画 
  • マーケティング(ツイッター運用)

 

これらの活動はとてもやりがいがあリました。

自分なりに、答えのないことを考えて工夫していることが、手応えがある分難しくもあり、楽しくもありました。

しかしその中では、小さいけれども「これ面倒だな、無くならないかな」と感じる仕事もありました。

 

  • 面談だったら、その情報を共有システムに入力する作業。
  • イベント企画だったら、満足度アンケートを集計する作業。
  • ツイッター運用だったら、データをダウンロードしてまとめるような作業。

 

こういった作業は、正直好んでやっていたとは言えません。

そして、これらの「事務作業が面倒だから」という理由で、本来の面談だったりイベントだったりをやるのが億劫に感じてしまうこともありました。

 

そういった経験、みなさんにもありませんか?

自分なりに最も価値を感じている仕事が、他の雑多な仕事に埋もれてしまうこと。

 

そして月日は流れ、配属先の希望を聞かれました。

第一希望には「FCEプロセス&テクノロジー」と書きました。

自分の経験と照らし合わせて、【人の価値ある時間を創り出す】という理念に強く共鳴し、貢献したいと強く思えたのが理由の一つです。

 

そんな新卒1年目が、熱意だけでどこまでいけるか、いよいよ研修スタートです。

 

第一の試練『写経 〜90分セミナー文字起こし〜』

さて、弊社は教育研修会社ということもあり、営業マンとしてデビューするまでのステップが明確に示されています。

最初の課題は「セミナーの文字起こし」でした。

日本型DXに関する、弊社社長が行っている90分のセミナーがあります。

まるごと全部、一字一句もらさず、文字起こししました。

「えー」「まあ」といった間投詞までタイピングするように求められました。

0.35倍速で再生しながら、タイピングミスしては動画を止めて5秒巻き戻すという作業を繰り返しました。

 

実に31,674文字。

合計18時間超。

 

これは当然いじめではなく、きちんと意味がありました。

 

「なんのために、今社会でRPAが求められているのか」

「なんのために、会社でRPAが求められているのか」

「なんのために、自分はRPAを学ぶのか」

 

つまりは全体像を知ることで、必要性を感じ、その後のステップに納得感を持って進むためだと捉えています。

 

RPAをとりまく社会のニーズ(全体像)」

RPAに関する知識を学ぶ順番(ステップ)」

RPAを実際に作成(実践)」

 

この3つは、漠然とでもいいので最初の3日位で触れておくことをおすすめします。

このイメージを持っているだけで、ちょっと挫けそうになったときも

「なんとかなる」「なんとかしなければ」

という気持ちになることが出来ました。

 

第二の試練『ごみ箱を空にする』

続いては、いよいよ、初めてのロボット作成です。

結論から言うと、研修2日目にも関わらず10分足らずで作れました。

手前味噌にはなりますが、驚きの操作性です。

本当に遊び感覚で作れました。

最初に作ったのは、「ゴミ箱を空にする」ロボットです。

 

 

弊社のRPA「ロボパットDX」(以下ロボパット)は、普段パソコンで行っているマウスやキーボードなどの操作が全てボタンになっているので直感的にロボットを作成することができます。

 

 

 

そして「ごみ箱を空にする」までの操作は3つ。

①「ごみ箱」を「ダブルクリック」

②「ごみ箱を空にする」を「クリック」

③「はい」を「クリック」

 

 

(スクリプト完成画面)

みるからに簡単にできそうです。

解説動画を見ながら同時進行で作成をはじめました。

正確に言うと、解説をあまり聞かずに先走り気味で作成しました。

 

最初の操作は「ごみ箱」の画像をキャプチャすることです。

①左上

から

②右下

までカーソルを引っ張るだけでキャプチャできます。

 

 

「よし、出来た」

と一安心した矢先、

「キャプチャーしているときは動かないでください」と、解説動画の声が入ります。

 

 

カーソルを動かすと、こんな風に白く囲まれてしまいうまく認識出来ないとのことです。

 

せっかちが祟りました。

その後はきちんと解説動画の指示に従い、大きく躓くこともなく、無事冒頭のようなスクリプト(ロボ作成の手順を示したフローチャート)が完成しました!

感動です。

 

赤いを押して、システムを動かしてみます。

ごみ箱が空になりました。

感動です。

 

これだけは確実に言えます。

初めて作ったロボットが思い通りに動いたら、間違いなく感動します。

 

さて、この最初のロボット作成で大事だなと思ったのは「素直さ」だとおもいました。

最初は写経でいいです。

まず、何も考えず、言われた通りの手順でつくってみる。

自分が思っているよりも、言われた通りに作る意識が大切です。

でないと、私のように勝手に解釈して失敗する可能性が高いです。

 

ここで反対のことを言ってしましますが、失敗することも大事です。

一度失敗したことほど強く記憶に残ります。

いまではもうキャプチャー中は微動だにしません。

 

総じて、ロボパットは抜群に作成しやすく、完全なる初心者でも、ものの5分10分で人生初のロボットが作成できてしまうことがわかりました。

しかし、多少はうまくいかないこともあることもわかりました。

 

こんな風に、つまずきながらも、一つずつ確実に覚えていけばかならず完成にはたどり着けるという感覚を掴むことができました。

 

また、今回は解説動画としてeラーニングを活用しながらの作成でした。

一長一短ではありますが、最初は紙のマニュアルよりは動画の方がわかりやすいと思います。

 

第三の試練『RPAでワクワクさせる』

 

さて、改めてなのですが、私は営業職です。

お客様に「RPAはこんなことが出来ます!」と説明し、ワクワクしてもらわなければならない立場です。

しかしこの時点で、私が知っているのは「ごみ箱を空にする」機能のみ。

これでは話になりません。

そこで「RPAのデモ動画を説明できるようになること」に次に取り組みました。

実際に、弊社の一般事務の方が2年前に初めてつくったロボットの動画です。

 

勉強したのは、以下の3つです。

①エクセルで管理している「不定期支払伝票」のデータを、別途使用している会計ソフト「PCA会計」に転記するロボット

②集計システムに蓄積されている「アンケート結果」を、CSVでダウンロードし、エクセルで表に加工して、メールに添付して、責任者宛に送付するロボット

③メールの件名によって、添付ファイルを保存したり、請求書を印刷したり出来る24時間メール監視ロボット

 

動画内のロボットの動きを繰り返し声に出して説明練習します

先輩にロープレに付き合ってもらい、説明が出来ているかチェックしてもらいます。

その際、繰り返し言われたのが、「この動画で一番伝えたいことってなんだと思う?」という問いかけです。

RPAで何が出来るか」という機能ではなく、「RPAによってどう楽になったのか」という感情面での効果を伝えなければいけないと、繰り返し言われました。

 

言い換えると以下のようになります。

①「業務量にばらつきがあって前後のスケジュールが立てられないストレス」から開放してくれるロボット

②「目が回るくらい忙しい月初に細かいタスクを10個も20個も同時に進めないといけないストレス」から開放してくれるロボット

③「別の作業に集中したいのにメールを四六時中気にしなければいけないストレス」から開放してくれるロボット

 

いかがでしょうか?

 

実際に経理や総務の業務をやったことのない私でも、このように表現されるとよくわかりました。

RPAというと、ものすごい大きなことから始めなければいけないというイメージがあったのですが、それは思い込みでした。

 

むしろ思いっきり自己中心的に、自分がいかに楽になるかを考えた方が、役に立つロボットとなるのです。そしてその対象業務に気付けるのは、自分の業務を一番知っている自分自身なのだということにも納得できました。

 

ロボパットのネーミングには「あなたの仕事をアシストするロボ・パートナー」という由来あるそうです。

 

ロボパットをパートナーにすべく奔走した、研修第一週の報告でした。

 

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