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RPA 2021.02.08

RPAはフリーソフトで十分?無料ツールのメリット・デメリット

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日本でRPA(Robotic Process Automation)という言葉が話題になり始めてから、数年が経過しました。昨今、各ベンダーがさまざまなRPAツールを提供しています。しかしその多くのRPAツールは有償版ツールです。単純作業の削減による生産性向上に大きな効果を発揮するRPAですが、気軽に体験してみたい方にとって有償版ツールは、少しハードルが高いように感じるかもしれません。
この記事では、完全無料版のRPAフリーソフトについてご紹介し、メリットとデメリットの解説をいたします。この記事を読んで、ぜひ参考にしてください。

【目次】

 

RPAツールとは

RPAツールとはRobotic Process Automation/ロボッティック・プロセス・オートメーションの略称で、これまで手作業で行なってきた多くの定型業務を自動化するためのソフトウェアロボットです。RPAは人間の判断を伴わない作業の自動化に強みを発揮します。

RPAフリーソフトのメリット

まずRPAフリーソフト※におけるメリットを2点ご紹介いたします。

※この記事でのRPAフリーソフトは製品版(有料)利用を検討するための無料トライアル版ではなく、無償で提供されているフリーソフトを指します。

下記以外にも無償版のRPAツールが提供されていました。「Intelligent Automation Cloud(旧名:RPA Express)」というRPAツールです。無償で提供されていましたが、2020年4月から無償ダウンロードができなくなりました。RPAツールの情報は、常に最新の情報を探すようにしましょう。

ここでは2021年1月時点で利用できるRPAフリーソフトをご紹介いたします。

フリーソフトをご検討の方は、自社の活用方法で比較されることをおすすめします。

UiPath Community Edition

UiPathの無償版ライセンスで、対象者は個人のRPA開発者と小規模事業者※です。

※小規模事業者の定義は「関連会社を含め従業員が250人未満で、売上高が500万ドル未満の組織」です。

開発環境「UiPath Studio(およびStudio X)」、RPA管理ツール「UiPath Orchestrator」の2つのツールが利用できます。2020年6月時点の情報では、無料で期限なく使用することができると公式ホームページに記載されています。

有償版との最大の違いは自動化できるロボットの数が3台分であることです。また、UiPath Community Editionのライセンスを取得するには、「UiPath Community Cloud」にアカウントを作成し登録する必要があります。

Automation Anywhere Community Edition

Automation Anywhereには有償版以外にCommunity Editionのフリーウェアがあります。ただし使用するには条件※がありますので、事前にライセンスが適応されるか確認しましょう。

※マシン台数が250未満、ユーザー数が250人未満、年間収益が500万ドル未満

Automation Anywhereで使える無料機能は下記の通りです。

IQ Bot

IQ Botは拡張子の異なるドキュメントからデータを抽出しCSVファイルに変換する機能です。

Bot Insight

自動化を実施してどのくらい業務効率化の効果が出たのか可視化するツールです。作業内容の追跡から、対象Botの業務効率のレポートを作成します。エラーなどの不具合特定機能もあるので便利です。

Bot Store

Bot Storeは自動化ロボットのオンライン上のマーケットです。人事、会計、製造など業務に応じた便利なBotをダウンロードすることができます。作成の手間を省略したいとき、Bot Storeからロボットを選ぶといいでしょう。

 

Automation Anywhere Community Editionを利用するには、アカウントを登録しサイトにログインした後、Botエージェントをインストールする必要があります。

マクロマン

コクー株式会社が提供している完全無償版のRPAツールです。マクロマンの得意な業務タイプは下記の5種類になります。

 

  • データ入力
  • データ集積と分析
  • データ照合
  • メール受信・送信
  • 情報検索

 

マクロマンの最大のメリットは、1企業に対して登録できる人数に制限を設けていない点です。ほかにも、オンラインマニュアルの用意があるうえ、マクロマンユーザーコミュニティで質問ができるシステムになっています。

Robotic Crowd Agent

Robotic Crowd AgentはChrome拡張機能を使ったクラウド型の無料版RPAツールです。ロボットを実行している間、ブラウザをアクティブにしなければいけないこと以外、有料版と大きな違いがありません。

 

連携可能サービスは下記の通りです。

  • Gmail
  • Google Sheets
  • Google Drive
  • OneDrive
  • Dropbox
  • Box
  • Google Analytics
  • Search Console
  • Slack

 

Google ChromeとCSVファイル、スプレッドシートを使うだけなら、Robotic Crowd Agentだけで事足ります。

費用が掛からない

RPAフリーソフトにおけるメリットとして、「無料で利用できる」ことがあげられます。有償版RPAツールの価格は、提供しているベンダーによって異なりますので、一部有償版RPAツールの情報を抜粋しました。

 

<<有償版RPAツール利用の料金表>>

ツール名 価格
ロボパットDX

 フル機能版120,000円/月

 実行専用版40,000円/月

ウィンアクター

 ▼ノードロックライセンス

 フル機能版908,000円/年

 実行版248,000円/年

 ▼フローティングライセンス

 要問い合わせ

BizteX cobit

 エントリープラン100,000円/月

 スタンダードプラン200,000円/月

 プロフェッショナルプラン300,000円/月

BizRobo

 従量課金の場合 約50,000円/月~

 レンタルの場合(プライベートクラウド)約300,000万円/月~

 レンタルの場合(自社運用)約600,000万円/月~

 

上記のRPAツールは中規模の自動化を想定した国産ツールで日本語対応もしています。また、多くのRPAツールはWindowsのOSのみに対応しているものが多いようです。大規模向けの本格的なツールは、年間数百万円単位でお金がかかります。効果も分からずに投資するのは気が引けるという方もいらっしゃるでしょう。自動化の効果を実感しないまま、とりあえず導入しようという考え方は大変危険です。自動化でどんなことができるのかを、まず体感してみる必要があるでしょう。

この記事では、お試しのひとつの提案として、RPAフリーソフトを利用することもおすすめします。RPAフリーソフトを利用すれば、導入コストを大幅に下げることが可能です。

導入して失敗しても損失が少ない

RPAを導入する際、よくある失敗事例を紹介いたします。

RPAツールの導入が決定し準備を始めると、以下のようなさまざまな課題や段取りが見えてきます。

 

  • 自動化対象業務の棚卸し
  • 自動化の効率が高い業務の選定
  • 運用方法の検討
  • トラブル時の初期対応

 

自動化を進めるには、多くの下準備が必要です。ただし、有償版の無料お試し版は以下の表のように期間が設けられています。お試しの利用が決定したものの、準備が多く十分に確認することができなかった、下準備と期限の関係で気軽にRPAを実施することができないなどの話も聞かれます。有償版のトライアルは、自動化処理そのものの結果を目的とするのではなく、導入後にExcelなど自社がPC上で自動化したいアプリケーションの動作や処理速度をテストする事に利用されることが多いようです。

 

<<RPA有償版お試しの利用期間表>>

ツール名 無償お試し期間 備考
ロボパットDX  1カ月

 3アカウント分のトライアル可能

 無料サポートあり

Autoジョブ名人  2カ月
BizteX cobit  1週間
JobAuto  1カ月

 

RPAフリーソフトは、自動化の感覚をイメージしやすいことと利用期間が有償版より長い、または利用期間を設けていないため、選択肢の一つにはなるかと思います。

RPAフリーソフトのデメリット

RPAフリーソフトのメリットをご紹介しましたが、ここではデメリットについて3点ご紹介いたします。

制限が多く全業務に対応できない

RPAフリーソフトは、以下のように機能が制限されたツールが多いです。

 

  • 作成できるロボット数に制限がある
  • 使用できる機能に制限がある

 

しかし、完全無償で提供されているので、想定できる範囲内ではないでしょうか。RPAフリーソフトは、多くは自動化できる機能を制限されたツールといえます。RPAフリーソフトを利用する際は、自動化する対象が小さい業務から試験的に利用するといいでしょう。

十分なサポートが得られない

RPAフリーソフトと有償版の大きな違いとして、「ベンダーからのサポート体制」があげられます。

まずは、RPAツール有償版サポートの例を確認してみましょう。

 

  • ヘルプデスク
  • カスタマーサポート
  • シナリオ作成代行/作成支援
  • RPAツール勉強会
  • RPAツール解説動画

 

以上のように、有償版にはサポート体制が充実している場合が多いです。ただし、提供しているRPAベンダーや代理店ごとにサポート体制が異なるので、公式サイトでしっかり確認をしてください。また、利用プランによって提供しているサポートが異なる場合もありますので、注意をしてください。

反面、RPAフリーソフトで海外ベンダーの場合、日本語に対応していない場合や、自力で習得しないといけない場合があります。使い方など分からないことがあった場合、ネット検索や英語ドキュメントを読む必要があり、時間がかかる点がデメリットです。

突然の提供停止が起こりうる

RPAフリーソフト「Intelligent Automation Cloud Express(旧名:RPA Express)」が2020年4月21日をもって、無料ダウンロードの公開が停止されました。使用していたライセンスは今までどおり使用できるようですが、新たにお試しでツールを体験し、これから導入しようと思っている方は利用できません。

RPAのフリーソフトは、このような突然の提供停止が起こりえます。利用する際は慎重に検討しましょう。

RPAフリーソフトを利用する際に知っておくべきこと

ここまでRPAフリーソフトのメリット・デメリットをご紹介しました。この章では、RPAフリーソフトを利用する際に知っておくべきことを5点にまとめています。

RPA導入のイメージは可能

自動化を検討しているものの、上長を説得できない場合や、効果を数値で説明してと言われることがあるのではないでしょうか。RPAツールの選定をする権限があっても、いきなり有償版を購入するのも難しいと感じるでしょう。

そういう方は、RPAフリーソフトがおすすめです。実際にRPAツールを動かし、業務の自動化を体験できれば、RPA導入のイメージが湧いてきます。

本格導入とは比べものにならない

RPAフリーソフトは気軽に自動化を始めやすいメリットがある一方で、機能制限があるため効果が薄い、というデメリットも存在します。

RPAフリーソフトで自動化を学び、「お試し」の感覚で利用するといいでしょう。そして効果が実感できたら有償版のトライアルを検討してみてください。利用できる機能が増え、サポートがつく場合が多いので、本格導入とは比べものにならない業務自動化の効果を発揮するでしょう。

有料ソフトの無料お試しを利用すべき

有償版の無料お試しは、必ず利用することをおすすめします。無料で利用できる期間や台数が制限されていることが多いですが、有償版の機能を実際に試すことができるので、業務効率化の効果を感じやすく、導入のイメージもつきやすくなるでしょう。

ソフトウェアだけでは問題の解決に繋がらない

RPAツールを導入したとしても、すぐに自動化ができるわけではありません。ITツール全般に言えることですが、RPAソフトの導入だけではなく、「人」「業務」「組織」全体で変わることが必要です。また、RPAツールを導入すると、以下のようにRPAツールだけではカバーしきれない業務が発生します。

 

  • 自動化業務の選定ヒアリング
  • 運用、保守の担当
  • トラブル発生時の対応

 

RPAを実施する際、事前にどんな業務が新たに発生するのかを把握しておきましょう。同時に、属人化しない体制を作ってください。

属人化しないソフト選びが重要

RPA担当者しか触れないソフトは属人化しやすく、担当者の負担になります。属人化しないソフト選びのポイントは以下の2点です。

ポイント1

誰でも操作ができる、技術者に頼らない業務自動化ソフトであること

※プログラミング技術を必須としないソフトウェアであること

ポイント2

提供ベンダーからのサポート体制が充実していること

これらのポイントからRPAソフトを選びましょう。

まとめ

今回はRPAにフリーソフトで十分なのか、無料ツールのメリット・デメリットについて解説しました。

近年のRPAツールは多種多様です。それぞれのRPA無料ツールと有料ツールの違いを最初に確認してください。そして、自社の自動化に必要な機能を棚卸しし、最適なRPAを導入しましょう。

万が一、自動化業務の洗い出しに困っている、業務効率化の効果をうまく測定することができないなど、困っていることがある場合は、ぜひFCEプロセス&テクノロジーにご相談ください。

操作が圧倒的に簡単な「ロボパットDX」は、以下の4つの特徴を持ちます。

 

  • 実際に使って覚えることができるほど、操作性が優れていること
  • 研修や個別相談など、充実したサポートが揃っていること
  • 1カ月単位での契約が可能なため、柔軟な運用ができること
  • 無料トライアルとして1カ月3アカウントのトライアルが利用できること

 

また、サポート体制において以下の4つの要素を重視しています。

 

  • ロボ作成者を複数人育成する
  • トライアル中に完成ロボ3業務分を作成すること
  • 業務洗い出し方法の習得、および10以上の業務洗い出しを立案
  • ロボ進捗会議の実施

 

RPA担当者を複数人育成することで属人化のリスクを減らし、トライアル中に完成ロボ3業務分を作成することで、導入後の業務効率化の効果を実感できることが特徴です。

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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
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