03-5908-1415 (受付時間:平⽇ 9:00 - 18:00)

RPAお役立ち資料 RPA推進セミナー
RPA&DXお役立ち情報/導入してからしまった!とならないために
  • Facebook
  • Twitter

RPAの選び方 2021.02.08

RPAはフリーソフトで十分?完全無料のRPA【6選】&メリット・デメリット解説

  • 業務効率
  • RPAメリット・デメリット
  • RPA導入
  • 比較検討
  • RPA
  • 資料請求
  • ロボパットDX

日本でRPA(Robotic Process Automation)という言葉が話題になり始めてから、数年が経過しました。昨今、各ベンダーがさまざまなRPAツールを提供しています。しかしその多くのRPAツールは有償版ツールです。単純作業の削減による生産性向上に大きな効果を発揮するRPAですが、気軽に体験してみたい方にとって有償版ツールは、少しハードルが高いように感じるかもしれません。
この記事では、完全無料版のRPAフリーソフトについてご紹介し、メリットとデメリットの解説をいたします。この記事を読んで、ぜひ参考にしてください。

【目次】

 

RPAツールとは

RPAツールとはRobotic Process Automation/ロボッティック・プロセス・オートメーションの略称で、これまで手作業で行なってきた多くの定型業務を自動化するためのソフトウェアロボットです。RPAは人間の判断を伴わない作業の自動化に強みを発揮します。

 

完全無料で使えるおもなRPAフリーソフト

RPAツールの中には、完全無料で使えるフリーソフトが存在します。今までRPAを使ったことがない方は、まずフリーソフトを使ってみるのもよいでしょう。

ここでは、2022年3月時点で利用できるRPAフリーソフト※をご紹介します。

 

なお、下記以外にも無償版のRPAツールが提供されていました。「Intelligent Automation Cloud(旧名:RPA Express)」というRPAツールです。無償で提供されていましたが、2020年4月から無償ダウンロードができなくなりました。RPAツールの情報は、常に最新の情報を探すようにしましょう。

※この記事でのRPAフリーソフトは、製品版(有料)利用を検討するための無料トライアル版ではなく、無償で提供されているフリーソフトを指します。

 

UiPath Community Edition

UiPathの無償版ライセンスで、対象者は個人のRPA開発者と小規模事業者※です。

※小規模事業者の定義は「関連会社を含め従業員が250人未満で、売上高が500万ドル未満の組織」です。

開発環境「UiPath Studio(およびStudio X)」、RPA管理ツール「UiPath Orchestrator」の2つのツールが利用できます。2020年6月時点の情報では、無料で期限なく使用することができると公式ホームページに記載されています。

有償版との最大の違いは自動化できるロボットの数が3台分であることです。また、UiPath Community Editionのライセンスを取得するには、「UiPath Community Cloud」にアカウントを作成し登録する必要があります。

 

Automation Anywhere Community Edition

Automation Anywhereには有償版以外にCommunity Editionのフリーウェアがあります。ただし使用するには条件※がありますので、事前にライセンスが適応されるか確認しましょう。

※マシン台数が250未満、ユーザー数が250人未満、年間収益が500万ドル未満

Automation Anywhereで使える無料機能は下記の通りです。

 

IQ Bot

IQ Botは拡張子の異なるドキュメントからデータを抽出しCSVファイルに変換する機能です。

 

Bot Insight

自動化を実施してどのくらい業務効率化の効果が出たのか可視化するツールです。作業内容の追跡から、対象Botの業務効率のレポートを作成します。エラーなどの不具合特定機能もあるので便利です。

 

Bot Store

Bot Storeは自動化ロボットのオンライン上のマーケットです。人事、会計、製造など業務に応じた便利なBotをダウンロードすることができます。作成の手間を省略したいとき、Bot Storeからロボットを選ぶといいでしょう。

 

Automation Anywhere Community Editionを利用するには、アカウントを登録しサイトにログインした後、Botエージェントをインストールする必要があります。

 

マクロマン

コクー株式会社が提供している完全無償版のRPAツールです。マクロマンの得意な業務タイプは下記の5種類になります。

 

データ入力

データ集積と分析

データ照合

メール受信・送信

情報検索

 

マクロマンの最大のメリットは、1企業に対して登録できる人数に制限を設けていない点です。ほかにも、オンラインマニュアルの用意があるうえ、マクロマンユーザーコミュニティで質問ができるシステムになっています。

 

Robotic Crowd Agent

Robotic Crowd AgentはChrome拡張機能を使ったクラウド型の無料版RPAツールです。ロボットを実行している間、ブラウザをアクティブにしなければいけないこと以外、有料版と大きな違いがありません。

連携可能サービスは下記の通りです。

 

Gmail

Google Sheets

Google Drive

OneDrive

Dropbox

Box

Google Analytics

Search Console

Slack

 

Google ChromeとCSVファイル、スプレッドシートを使うだけなら、Robotic Crowd Agentだけで事足ります。

 

Microsoft Power Automate Desktop

Microsoft Power Automate Desktopは、デスクトップ向けのRPAツールです。

Windows 10 ユーザーおよびWindows 11 ユーザーはPower Automate Desktopの機能を無料で使えます。また、Power Automate Desktopには無料トライアルも提供されているため、Windowsユーザーではない方も試しに使ってみることが可能です。

Power Automate Desktopは分かりやすいUIデザインが提供されているため、PCで行っている作業を簡単に自動化できるでしょう。デスクトップとWeb上の作業をレコーディングし、後から操作をリアルタイムに編集することもできます。

また、Power Automate Desktopにはさまざまなテンプレートが用意されているので、導入後、すぐに業務改善に役立てられる点も特徴です。

 

UWSC

厳密にはRPAではありませんが、UWSCというフリーソフトを活用することで、業務の自動化が実現できます。

UWSCはWindowsパソコンで行う作業の動作を記録し、自動化と連続化ができるツールです。マウスやキーボードの操作を覚えてくれるため、ちょっとした定型作業の自動化であれば比較的簡単に行えるでしょう。

ただし、分岐が必要など、複雑な作業の自動化を行う場合には、プログラミングのスキルが必要です。また、すでにサポートが停止しているため、今後バージョンアップや機能追加されることもありませんので、その点も注意しましょう。

 

 

RPAフリーソフトのメリット

RPAフリーソフトはなんといっても無料なので、その利点を活かすべきでしょう。RPAフリーソフトを活用するメリットを3つ紹介します。

 

費用が掛からない

RPAフリーソフトは、導入時に一切費用が発生しない点が最大のメリットです。

RPAがどのようなツールで、自社にとってどのようなメリットがあるかについては、実際に導入して使ってみなければ分かりません。しかし、RPAフリーソフトであれば気軽に導入できますので、使用感や自社の業務フローに合うかどうかを確認しやすいでしょう。

なお、参考までに有償版RPAツールの価格も紹介します。

 

主な有償版RPAツール利用の料金表

ツール名

価格

ロボパットDX

フル機能版:120,000円/月

実行専用版:40,000円/月

ウィンアクター

・ノードロックライセンス

フル機能版:908,000円/年

実行版:248,000円/年

・フローティングライセンス

要問い合わせ

BizteX cobit

エントリープラン:20,000円/月~

BizRobo!

・BizRobo! Basic

年間サービス利用料:720万円

・BizRobo! Lite

初期費用:30万円

年間基本利用料金:120万円

・BizRobo! Lite+

初期費用30万円

年間基本利用料金:180万円

・BizRobo! mini

年間基本利用料金:90万円

上記有償版RPAツールは、中規模の自動化を想定した国産ツールで、日本語にも対応しています。多くのRPAツールはWindowsのみに対応しています。

上記よりもさらに大規模向けの本格的なRPAツールになると、年間数百万円単位の費用が発生します。実際に現場に導入してから「うまく使えなかった」「社内に浸透しなかった」といった問題が発生する状況だけは避けなくてはいけません。

そのため、これまでRPAを使ったことがない企業においては、まずはRPAフリーソフトで動作を確認してみるのも良いかもしれません。

 

他の領域に投資できる

RPAフリーソフトを活用することで費用を抑制できれば、他の領域への投資も可能になるでしょう。

RPAを導入する際には、IT人材の確保や育成、ロボ開発やサポートなどに多くの費用が必要です。そのため、RPAフリーソフトの活用で導入費用がゼロになれば、RPAの社内への導入がスムーズに行えるでしょう。

さらに、RPAは導入後の運用やメンテナンスにも人件費が必要です。したがって、RPAの導入プロジェクトを起案するときには、中長期的な予算確保も視野に入れておかなくてはいけません。

 

導入して失敗しても損失が少ない

導入に失敗したときのリスクを抑えられる点も、RPAフリーソフトの大きなメリットだといえるでしょう。

RPAを導入したからといって、必ず生産性向上やコスト削減などが実現できるわけではありません。実際、RPAの導入に失敗してしまう企業は多く存在します。

RPAの導入に失敗しないためには、自社の業務フローにマッチすること、現場のスタッフが使いこなせること、課題改善につながる機能が提供されていることなど、さまざまな条件が必要です。しかし、RPAフリーソフトであれば、失敗のリスクを下げられますので、複数のツールを試して自社に合うものを探してみてもよいでしょう。

 

RPAフリーソフトのデメリット

RPAフリーソフトのメリットをご紹介しましたが、ここではデメリットについて3点ご紹介いたします。

 

制限が多く全業務に対応できない

RPAフリーソフトは、以下のように機能が制限されたツールが多いです。

 

作成できるロボット数に制限がある

使用できる機能に制限がある

 

しかし、完全無償で提供されているので、想定できる範囲内ではないでしょうか。RPAフリーソフトは、多くは自動化できる機能を制限されたツールといえます。RPAフリーソフトを利用する際は、自動化する対象が小さい業務から試験的に利用するといいでしょう。

 

十分なサポートが得られない

RPAフリーソフトと有償版の大きな違いとして、「ベンダーからのサポート体制」があげられます。

まずは、RPAツール有償版サポートの例を確認してみましょう。

 

ヘルプデスク

カスタマーサポート

シナリオ作成代行/作成支援

RPAツール勉強会

RPAツール解説動画

 

以上のように、有償版にはサポート体制が充実している場合が多いです。ただし、提供しているRPAベンダーや代理店ごとにサポート体制が異なるので、公式サイトでしっかり確認をしてください。また、利用プランによって提供しているサポートが異なる場合もありますので、注意をしてください。

反面、RPAフリーソフトで海外ベンダーの場合、日本語に対応していない場合や、自力で操作方法の習得をしないといけない場合があります。使い方など分からないことがあった場合、ネット検索や英語ドキュメントを読む必要があり、時間がかかる点がデメリットです。

 

突然の提供停止が起こりうる

RPAフリーソフト「Intelligent Automation Cloud Express(旧名:RPA Express)」が2020年4月21日をもって、無料ダウンロードの公開が停止されました。使用していたライセンスは今までどおり使用できるようですが、新たにお試しでツールを体験し、これから導入しようと思っている方は利用できません。

RPAのフリーソフトは、このような突然の提供停止が起こりえます。利用する際は慎重に検討しましょう。

 

RPAフリーソフトを利用する際に知っておくべきこと

ここまでRPAフリーソフトのメリット・デメリットをご紹介しました。この章では、RPAフリーソフトを利用する際に知っておくべきことを5点にまとめています。

 

RPA導入のイメージは可能

自動化を検討しているものの、上長を説得できない場合や、効果を数値で説明してと言われることがあるのではないでしょうか。RPAツールの選定をする権限があっても、いきなり有償版を購入するのも難しいと感じるでしょう。

そういう方は、RPAフリーソフトがおすすめです。実際にRPAツールを動かし、業務の自動化を体験できれば、RPA導入のイメージが湧いてきます。

 

本格導入とは比べものにならない

RPAフリーソフトは気軽に自動化を始めやすいメリットがある一方で、機能制限があるため効果が薄い、というデメリットも存在します。

RPAフリーソフトで自動化を学び、「お試し」の感覚で利用するといいでしょう。そして効果が実感できたら有償版のトライアルを検討してみてください。利用できる機能が増え、サポートがつく場合が多いので、本格導入とは比べものにならない業務自動化の効果を発揮するでしょう。

 

有償版RPAツールの無料お試しを利用すべき

有償版RPAツールの無料お試しは、必ず利用することをおすすめします。無料で利用できる期間や台数が制限されていることが多いですが、有償版RPAツールの機能を実際に試すことができるので、業務効率化の効果を感じやすく、導入のイメージもつきやすくなるでしょう。

 

<<有償版RPAツール 無料お試しの利用期間表>>

ツール名

無償お試し期間

備考

ロボパットDX

1カ月

3アカウント分のトライアル可能

無料サポートあり

Autoジョブ名人

2カ月

BizteX cobit

1週間

JobAuto

30日間

 

ソフトウェアだけでは問題の解決に繋がらない

RPAツールを導入したとしても、すぐに自動化ができるわけではありません。ITツール全般に言えることですが、RPAソフトの導入だけではなく、「人」「業務」「組織」全体で変わることが必要です。また、RPAツールを導入すると、以下のようにRPAツールだけではカバーしきれない業務が発生します。

 

自動化業務の選定ヒアリング

運用、保守の担当

トラブル発生時の対応

 

RPAを導入する際、事前にどんな業務が新たに発生するのかを把握しておきましょう。同時に、属人化しない体制を作ってください。

 

属人化しないソフト選びが重要

RPA担当者しか操作できないソフトは属人化しやすく、担当者の負担になりやすいです。属人化しないソフト選びのポイントは以下の2点です。

 

ポイント1

誰でも操作ができる、技術者に頼らない業務自動化ソフトであること

※プログラミング技術を必須としないソフトウェアであること

 

ポイント2

提供ベンダーからのサポート体制が充実していること

これらのポイントからRPAソフトを選びましょう。

 

有償版RPAツールへの切り替えを検討すべきタイミングとは?

RPAフリーソフトや有償版RPAツールの無料お試しを使った結果、有用だと判断した場合は、有償版RPAツールへの切り替えを検討するべきでしょう。特に以下2つのケースについては、早急な切り替えをおすすめします。

 

ロボット数の増加など自動化規模の拡大時

自動化する業務の範囲が増え、ロボットの数を大幅に増やす必要がある場合は、RPAフリーソフトから有償版RPAツールへの切り替えを検討すべきタイミングです。

もちろん、RPAフリーソフトの中には、ロボットを無制限に制作できるものもあります。しかし、ロボットの数が増えると、同時にエラーやトラブルの発生率も上がり、業務に支障をきたす可能性が高くなるでしょう。そのため、ロボットの管理や監視機能が必要になりますが、RPAフリーソフトにそれらの機能は搭載されていません。

一方、有償版RPAツールには、ロボットの管理や監視機能が提供されていることが一般的です。したがって、ロボットの数の増加など自動化規模の拡大時には、RPAフリーソフトから有償版RPAツールへの切り替えを検討するべきでしょう。

 

手厚いサポートが必要な場合

RPAの導入や運用時にサポートが必要な企業も、有償版RPAツールの導入をおすすめします。

RPAを使いこなすためには、操作方法だけでなく自動化のコツを理解し、組織体制を整えなければなりません。そのため、RPAをはじめて導入する企業は、導入時や運用後にサポートが受けられない場合、大きな成果が期待できない可能性が高いです。RPAフリーソフトを使って、なんとか業務の自動化には成功したものの、実際に現場に導入した結果「予期せぬトラブルが発生し業務が止まってしまった」というケースは十分考えられます。

しかし、RPAフリーソフトの場合、無料ということもあり、手厚いサポートを期待することは難しいでしょう。そのため、RPAに関する深い知識を持った人材が不在の企業は、有償版RPAツールを導入したほうが賢明です。

導入時はもちろん、実際の運用がスタートした後でも、電話やメール、チャットなどで柔軟に対応してもらえますので、安心してRPAを導入、運用できるでしょう。

 

 

まとめ

今回はRPAにフリーソフトで十分なのか、無料ツールのメリット・デメリットについて解説しました。

近年のRPAツールは多種多様です。それぞれのRPA無料ツールと有料ツールの違いを最初に確認してください。そして、自社の自動化に必要な機能を棚卸しし、最適なRPAを導入しましょう。

万が一、自動化業務の洗い出しに困っている、業務効率化の効果をうまく測定することができないなど、困っていることがある場合は、ぜひFCEプロセス&テクノロジーにご相談ください。

操作が圧倒的に簡単な「ロボパットDX」は、以下の4つの特徴を持ちます。

 

 実際に使って覚えることができるほど、操作性が優れていること

研修や個別相談など、充実したサポートが揃っていること

1カ月単位での契約が可能なため、柔軟な運用ができること

無料トライアルとして1カ月3アカウントのトライアルが利用できること

 

また、サポート体制において以下の4つの要素を重視しています。

 

ロボ作成者を複数人育成する

トライアル中に完成ロボ3業務分を作成すること

業務洗い出し方法の習得、および10以上の業務洗い出しを立案

ロボ進捗会議の実施

 

RPA担当者を複数人育成することで属人化のリスクを減らし、トライアル中に完成ロボ3業務分を作成することで、導入後の業務効率化の効果を実感できることが特徴です。

実際に操作感を確かめられるハンズオンセミナーをオンラインにて実施中です。

ぜひ、導入実績が1800ライセンスを超える「ロボパットDX」をチェックしてみてください。

https://fce-pat.co.jp/

手書き文字をデータ化する、OCR(光学文字認識)ソフトのPat-OCRもご用意しています。

https://fce-pat.co.jp/ocr/

 

【無料ダウンロード】RPAはじめの一歩、導入前に必ず読むべき7つの資料 一括DLフォーム

RPAを⽐較検討する際に「これだけは確認してほしい」チェックリスト

RPAを⽐較検討する際に「これだけは確認してほしい」チェックリスト

RPA導⼊検討企業様必読!
どのRPAが「⾃社にとって最適か」わからず迷う、⽐較検討したいけれど「忙しくて全てトライアルしてみる時間はない」という企業様向けにRPA選定にチェックシートを作りました。
導⼊してから「使えない」という状況を避けるためにすべき事前確認のポイントをまとめています。RPAベンダーとの⾯談の際に、質問例にそってご確認ください!

詳細へ

この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
RPAを検討中の方、業務最適化を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

記事をさらに見る 相談する