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RPAを学ぶ 2024.08.21  [最終更新日] 2024.10.09

リーダー必見!日本企業の課題解決の大ヒント。

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  • RPA導入
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  • ロボパットDX

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

こんにちは、FCEプロセス&テクノロジーの近藤です。

先日、親戚のいる長崎県雲仙市を訪れました。
親戚のおじさん・おばさんは、山の中の小さな集落で農業を営んでいます。そこで私は初めて「農薬散布ドローン」が活躍している姿を見ました。
最先端のIT技術が、こんな田舎で大活躍しているなんて…

この日本で、IT技術が解決してくれる課題は、想像よりもたくさん存在するようです。

今回は、同じく雲仙市にある とある小さな企業A社が、
日本企業の代表的な課題である
・採用難
・従業員の高齢化
をIT技術で見事に解決した事例をご紹介します。

働き手の不足で、一時は事業縮小も考えたA社。
そのA社が、どのようにピンチを乗り越えて、今なお売上を拡大し続けているのか。皆様にもお役に立つヒントが盛りだくさんの事例です。
ぜひ、ご一読ください。

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【目次】

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

日本社会の課題が凝縮されたA社の現状。

「忙しすぎて、寝る時間も惜しんで仕事をしているご夫婦がいらっしゃいます。それが売上に直結しているわけでもなく…。なんとか、助けてあげる方法ないですかね?」
A社との出会いは、知り合いの通販システム販売会社からの相談でした。

家具のネット通販を営んでいるA社は、電話での丁寧なサポートを売りに、ご夫婦たった二人で運営されている企業様でした。
ところが、ある一定の水準になったら、管理業務・顧客の対応が増えてしまい、忙しさは増しても、なかなか売上を伸ばすことができない状態に。

人を雇いたいところですが、

  • 田舎町で人がいない。自分達の子供も、進学を機に町を離れてしまった。
  • 今まで夫婦二人でやってきた。今更 人を育てる体力があるか自信がない。
  • 高齢のため、いつ会社を畳むか分からない中で、人を採用するのは申し訳ない。

等々、色々な思いがあり、結果、
「夫婦二人で精いっぱい頑張る!」
という、力業で仕事をこなす選択をしていました。

A社は、日本社会が解決しなければならない課題を全て持ち合わせているような企業様でした。

手段は1つではない。

お会いした時、ご夫婦はすでに色々なアウトソースを検討してきたとお話していました。
ただし、どれもしっくりこなかったそうです。

理由は、仕事量が増えると、アウトソースする費用も増えること。
「うちのようなネット通販は、薄利なんです。アウトソースすると、利益率がぐっと下がって成り立たない。」
確かに、仕事が増えても儲からない仕組みとなってしまっては、商いとして本末転倒。

もう一つ、取り扱う商品によって業務フローが頻繁に変わることも、アウトソースが難しい理由の一つでした。

「人が雇えない時点で、自分たちの体力と共に事業を縮小していくしかないんですかね。」

ご夫婦は、半ば諦めていました。
そんなご夫婦を見て、私は一か八かこんな提案を持ち掛けてみました。

「ロボットの社員を雇いませんか?」

ロボットの社員といっても、パソコン上で動くソフトウェアロボット、通称RPAです。
手順を教えれば、24時間365日、A社の管理業務を文句ひとつ言わず遂行してくれます。

RPAは、A社の課題を難なく解決してくれました。
「自分たちの問題は人手不足で、それは人でしか解決できないと勝手に思い込んでいた。こういう方法もあったんですね。」
「ロボット社員と聞いた時、正直難しいのではないかと不安だったが、導入のハードルは技術面・費用面 どちらもとても低かった。」

導入したRPAロボパットは定額制。業務量が増えてもコストが上がることはないですし、自分たちで業務を教えることができるので、フローの変更にも柔軟に対応できます。

A社にとっては、RPAというロボットの社員を雇うことが、一番の解決策だったのです。

知らなかっただけ。

今回ご紹介したA社は、

  • 人手不足
  • 価格競争渦での利益確保
  • 自身の高齢化による気力と体力の低下

などなど、多くの問題を抱えていました。
それがRPAという、たった一つのツールで解決できたわけです。

「私たちは、適切なツールを知らなかっただけ。」
「難しそうだと最初から諦めていたら何も始まらない。使えそうなツールはしっかり検討して必ず試す!これからもそれを続けていきます。」

A社は、自分たちの生産性を上げ続けるため、すでに別のチャレンジも始めたそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回はRPAでのロボ作成のお話というよりは、「知っているかどうか」「調べているかどうか」
という情報の重要性についてのお話しとなってしまいましたが、
少なからず、皆様もA社のような課題をお持ちではないでしょうか?

もちろん、課題を解決するツールはRPAだけではありません。

今回はRPAがばっちりハマったケースでしたが、
これはRPAに限らず、「前もって知っていたら」「こういったものがあれば」というツールは他にもあると思います。

そういったツールが毎日のように生まれている現在は、少し調べてみると意外と解決できるツールが見つかるかもしれません。

次のチャレンジを始めているA社のために、
今後もお役に立てる情報を提案できるよう、情報のアンテナを張っていこうと思います!


A社をヒントに、RPAでの解決を検討してみようという方は、無料トライアルがありますので、ぜひ一度お試しください。

 

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「⽇本型DX」に向けて組織的にRPAを活⽤していくための3ステップ

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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
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