※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
目標設定/評価項目に、RPAの活用が!?
私が担当をしているA社総務部には、元々別のRPAツールが導入されておりましたが、ちょうど期初に当たる時期に入れ替えでロボパットを導入頂きました。
導入後すぐ、キックオフミーティングを行いました。
ここで同席頂いた部長から、驚く事を共有頂いたのです!
RPAの活用により、部署内全員に業務効率化の視点を身に着けて欲しい
日々の業務内で自らフローの見直しをし、積極的にロボを作成して欲しい
上記の点から部内社員の今期評価項目にロボパットの活用項目を入れること
以前使用していたRPAの入れ替えの理由は、
「導入後に活用が進まず、社員の視点も変化しなければ、効率化も一部のみで進まなかったから」とのことでした。
この状況を生み出したのには、マネジメントにも理由があったと考え
今回この入れ替えを機に、新たな試みとして評価項目に「ロボパットの活用」を加えたとのことでした。
具体的な項目の一部ご紹介
A社の具体的な評価項目の一部を紹介します。
定量的項目
・ロボの個数
一人1つ以上の作成は最低ライン。
ロボの作成をすることで対象業務の洗い出しも進み、良い循環を期待しての設定
・月間の削減時間
効率化をするにあたり、各自の効果を見える化することで活動を促進する為に設定
定性的項目
・各自の本来業務に対して業務の見直しが進んだのか
・スキルの上達の度合
等。
キックオフミーティング後、皆さんの活動に対する現状把握と、皆さんの次の一手を決定する為
改めてお打ち合わせの時間を頂きました。
ロボパットの活用促進に直結
その後は月1回毎、私を含めて部署メンバーと定例会(進捗確認/次月の目標設定)を行っております。
ここまで誰一人、ロボ作成を途中で投げ出してしまう方はおらず、
皆さん精力的にロボ作成を進めておられます。
また、部署内では業務フローの見直しが活性化しており、日々ロボ化対象業務を探しているとのことでした。
部署メンバー同士で業務効率化についてのディスカッションする時間が当たり前となり、みんなでロボ作成も一緒に進めて頂く事で各自スキルも上達しています。
社外の私から見ても、導入当初に比べ皆さんの業務効率化の視点が養われている様に感じております。
元々、A社の社風としてコミュニケーションは活発でしたが
今回思い切って目標設定/評価項目に「ロボパットの活用」について入れて頂いた事で、より意欲的に皆さんが進めてくださっているのだと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はプロジェクトを確実に進める為に、
思い切って評価項目に「ロボパットの活用」を取り入れて頂いた企業様のご紹介をさせて頂きました。
組織としての目標や評価軸に組み込まれている活動方針であれば
現場は基本その方針で活動をしますよね。
私自身も今後のお客様の推進体制構築をサポートさせて頂く際に、
参考にしたい!と思った事例でしたのでご紹介をさせて頂きました。
この記事を見て頂いている管理職の方、またプロジェクト推進者の方の
今後のヒントとして頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!