※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
中途採用の応募フローをあっという間に自動化
A社はサービス業を営む従業員200名ほどの企業です。
年々事業を拡大しているので中途採用の強化が喫緊の課題でした。
中途採用を担う人事部では、なんとたった2名で、月に100人程度の応募に対応。
イレギュラー対応も多く、関わる人数も多いため、非常に負担が大きい状態でした。
そんな中、社内の紹介でRPAというPCの事務作業を自動化できるツールを知ります。
あっという間に、応募フロー工程の自動化に成功しました。
メールできた応募者をシステムに登録
書類選考結果をメールで送る
一次面接の日程調整
という毎日都度対応していた作業を自動で行ってくれるロボを1週間足らずで完成。
このスピード感には、サポート担当の弊社社員も驚きを隠せませんでした。
モチベは「候補者を口説く時間をなんとしても創りたい」
なぜそんなにガツガツ改善を進められたのか、その理由を
中心となって業務改善を進められた担当者の田中さんに伺いました。
田中さん曰く、
「中途採用成功のためには候補者を“口説く“ための時間がとても大事なんです。
でも実際は、事務工数に追われ、口説きの時間を満足に作れていない。
だから、事務作業をスッキリさせることから始めないといけない。
RPAでの自動化は、まあ多少大変なことはありましたが前向きに頑張れました。」
とのこと。
口説くというと語弊があるかも知れませんが、より候補者との信頼関係を構築するために、
A社では採用戦略として、入社後ギャップをなくすために候補者とのカジュアル面談を設定したり、面接以外でも積極的なコミュニケーションを行ったりすることを重視していました。
その採用成功という目的から常につなげて考えていたため、
田中さんはモチベを保ったまま業務改善に取り組めたのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「事務工数を減らす」という削減目標ではなく、
「候補者を口説く」という増やしたい時間にフォーカスした目的を持つことで
モチベーション高く改善にとりくむことができた事例でした。
「業務改善を進めているが、いまいちメンバーの主体性が感じられない」というときは、
「増やしたい時間」というポジティブな考え方で目的を設定すると、
モチベーションが上がって活気づくかもしれません!
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