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瑛智税理士法人

紙文化が根強い税理士業務、OCRよりも先にRPAを導入した理由とは?
「7~8割が定型作業」という税理士業務で、劇的な効率化に成功した進め方と判断基準

税理士法人
従業員数
約30人

福岡に事務所を構える、瑛智税理士法人。日々の税務申告業務において「弥生会計」と「ミロク会計」を使用。しかし、これらのソフト間でのデータ連携がなく、申告のための数値を手作業で転記する必要がありました。そこでRPAロボパットDXを導入し、業務の大幅な効率化に成功。今回は、導入の背景や効果について詳しくお話を伺いました。

この事例のポイント

  • リストアップした70以上となる業務の自動化に着手

    導入後すぐに70超の自動化対象業務をリストアップ。会計ソフト間のデータ連携や、税務申告対象先のリストアップや、クレジットカード明細のダウンロードなど、定期的に発生する業務の効率化を進めています。ロボパット導入後は「この作業は人でなくてもいいのでは?」という発想から入るようになり、社内の意識も変わりました。

  • RPA導入時に直面した「業務フローの分岐」を克服

    税務申告ソフトの仕様上、操作の自動化を行う際に「申告の種類や顧客ごとに処理が異なる」といった課題が発生。しかし、試行錯誤を重ねながらロジックを最適化し、最終的に安定したスクリプトを完成。業務現場で使いながら改善を続けることで、より実用的なRPA運用が可能となりました。

  • あえてOCRよりも先にRPAを導入

    税理士法人では大量の紙資料を扱うため、紙をデータ化できるOCRの導入も検討していました。しかし、「RPAでデータはすべて自動連携できる」というベースがなければ、データ化のメリットをそこまで感じることができないとの判断基準から、RPA導入を優先。RPAによる自動化の基盤ができた現在では、OCRやkintoneなどとの連携も積極的に取り入れていく予定です。

INTERVIEW

 

今回は動画にてインタビューいたしました。15分程度の短い動画ですのでぜひ御覧ください。

 

 

導入担当者からのコメント

近藤 恭子 パートナー支援部・チーフコンサルタント

瑛智税理士法人様の導入にあたって、最も印象的だったのは薗田先生と棚町様の仲の良さ!こんなに素敵な上司と部下の関係を見たことがありません。薗田先生は、税理士法人としての理想像を明確に持ち、その上で業務効率化を徹底的に追求されていました。お忙しい中でも、強い意思をもって効率化の土台を築く時間を捻出されるお二人の姿勢には、私自身も多くの学びをいただきました。これからも、終わりなき業務効率化の歩みを全力でサポートさせていただきます!

この記事を書いたコンサルタント

近藤 恭子

パートナー支援部・チーフコンサルタント

ICTインフラの総合サービス企業で7年の営業職経験後、出産育児を機に、一旦事務職へキャリアチェンジ。組織風土や人材育成の研修担当として、顧客満足度向上に取り組んだ。現在は、これまでの経験と視点を生かし、九州地区を中心とした企業の業務改善支援・生産性向上のアドバイスを行う。活動モットーは「目標は顧客満足度100%」。福岡在住、2児の母でもある。

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