ハナマルキ株式会社
味噌や発酵食品の製造・販売を手がけるハナマルキ株式会社。創業100年の伝統を持ち、近年では塩こうじや熟成こうじパウダーなどの新商品も展開し、発酵技術の革新にも取り組んでいます。同社では、情報システム部門と財務部門を中心に、受注データ処理や営業日報の自動配信、入金情報のデータ登録などにRPAロボパットDXを活用し、業務改善を推進されています。今回は、情報システム部門の森様、尾澤様にお話を伺いました。
食品メーカーとして必ず発生する受発注作業でロボパットを活用しています。お客様からの受注データをEDIの利用で基幹システムに取り込む作業が1日4回発生するのですが、基幹システムへの登録と受注担当者への共有部分を一部手作業で行っておりました。今では、決められた時間にロボパットが作業をおこなってくれるため、PCの前に張り付いている必要がなくなりました。その他、当日の売上速報メールの配信や経理業務なども自動化し、合計で月140時間の工数削減に繋がっています。
他部署ではすでに別のRPAを導入していましたが、HTMLの解析が必要でWebに特化した製品の為、しっかり操作マニュアルを確認する必要がありました。その点、ロボパットはシステム部門以外のメンバーでもロボットを作成できるほど操作が簡単で、「現場でも使える」という点が導入の決め手となりました。操作マニュアル無しでもすぐに扱えるくらい使いやすかったです。
財務部門と情報システム部門で1ライセンスをうまく共有して活用しています。導入後半年間で“1人分の工数削減”という成果を出し、月140時間の自動化に成功。スモールスタートながら費用対効果を出せていると感じます。また、他の人が作成したロボを積極的に転用して、属人化を防ぎながら効率よく自動化が進むように工夫もしています。
ぜひこちらからインタビュー動画をご覧ください。
谷岡 未彩 営業推進部 CXチーム・DX推進コンサルタント
導入半年で月140時間削減という素晴らしい成果を出していただきました!初期の段階から明確な目標を設定し、着実に取り組まれてきたからこその結果だと感じています。また、生成AIなどの新しいツールとの連携も視野に入れていらっしゃるとのことで、今後の展開がとても楽しみです。私も引き続き、微力ながらサポートさせていただきます。これからも、革新的な挑戦と従業員の皆様の働きがい向上に向けた取り組みを、心から応援しております!