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業務自動化の仕方・方法(自動化業務の選び方) 2024.08.21  [最終更新日] 2024.10.09

「人はミスをする」を前提にした業務改革

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※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

社内の申請で、決まったルール通りに入力してもらえない、
注意喚起しても直らない、こんなこと経験した事ありませんか?
そんなストレスをなくしたい!というのが今回のお話です。

いつもお世話になっております。FCEプロセス&テクノロジー、ヘルプデスクの安宅です。「安宅」と書いて「アタギ」と読みます。

今回のメルマガでは、バックオフィス業務の改善はミス前提で考えることが大事だな~と気づいた経験をお話します。

RPAでの業務効率化具体例を一挙公開中!

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【目次】

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

注意喚起でミスはなくならない

弊社には、営業メンバーが担当企業の情報を、共有されたファイルに入力するという
作業があります。この情報をもとにバックオフィスのメンバーがその後の業務を行うのですが、営業メンバーが入力間違いをするということが問題になっていました。

入力間違いの例としては、必ず入力する必要がある項目が空欄になっていたり、指定している形式の入力になっていなかったり…
(例えば、電話番号のハイフンの有無が統一されていない、などです)

これまでも全体へのメールや全体ミーティングの場で伝えてきたのですが、それでも一向にミスがなくならない…。

誤った入力を見つけるたびに、入力者に確認を取るというタスクが発生し、
この時間をなくすための改善が必要になりました。

「ミスする」ことを前提に仕組みで対応

「私も間違えたこともあるし、人間なんだから間違ってしまうこともあるよね…」
改善方針を決めるミーティングで、あるメンバーがつぶやいたこの一言が改善の突破口になりました。

そうなんです。
間違った入力を指摘する立場にあるメンバーでさえ、間違ってしまうことがあったのです。
そこで気づいたのは、「もはや、『注意』のような意識に対するアプローチでは解決しない」ということです。

そう思い至ってからは「どうやって他人の行動を改めさせるか」ではなくて、「逆に、どうすれば絶対に間違えられないようにできるのだろう」という発想から、最終的に営業に直接ファイルに入力してもらうのではなく、入力フォームを使って入力してもらい、その内容をファイルに転記するという方法になりました。

ツールにもよりますが、多くの入力フォームでは、「空欄をNGにする」や「特定の文字数のみ入力可能にする」、「仮名や数字など文字の種類を制限する」という機能があるので、間違っている状態の入力をできなくすることが可能です。

この改善によって、入力間違いに対する確認工数を減らすことができ、
何よりメンバーのストレスを減らすことができました。

大切なのは「仕組みで解決する」こと

今回お伝えしたいことは「入力フォームが便利」という話ではありません。
なぜ、これまで解決できなかった問題を解決することができたのか。
入力の間違いに対して、注意喚起などの意識に対して働きかけるのではなく
「仕組み」を変えて、そもそも間違えることをできなくした、ということが成功要因だと考えています。

意識に働きかけるアプローチは「意識していれば正しく」「毎回、意識して対応ができる」
という前提での手段ですが、今回私たちは「人はミスをする」という前提に立てたことで
仕組みによる改善に絞って対策を打つことができました。

注意喚起することに疲れてしまった、という方は、同じ発想で「人はミスする」前提で対策できないのか、ということをぜひ考えてみてください!

 

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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
RPAを検討中の方、業務最適化を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

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