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RPAの選び方 2024.08.21  [最終更新日] 2024.10.09

育休で業務効率化!私の体験談~前編~

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※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

「育児って、とてつもなく大変なのでは?」
育児に関する本を読んだり話を聞いたりする中で
そう思ったことが、私が育休をとるきっかけだったと思います。

FCEプロセス&テクノロジー、ヘルプデスクの安宅です。
「安宅」と書いて「アタギ」と読みます。

今回は「ロボパットのヘルプデスクを通じての気づき」ではなく、少し趣向を変えて1年前に私が育休を取得した時の体験談をお伝えします。

育休をとることについて、「会社や社内のメンバーに申し訳ない」という気持ちを持つ方もいるのではないでしょうか。

私も最初はそうでしたが、実際に取得することで「育休は業務改善につながる」という気づきがありました。
このことをぜひ共有したいと思い、私の体験談を2回にわたってお届けします!

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【目次】

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

育休を相談するまで

第一子の出産予定日の半年前、私は悩んでいました。

妻や生まれてくる子のことを考えると、絶対に育休はとりたい。
でも、本当にとっても良いのだろうか。

当時思っていたことは育休をとる場合、先輩に負担をかけてしまうのではないかという不安です。

というのも私の仕事(ヘルプデスク)の代わりをできる人は社内で先輩2人だけです。

その2人の先輩も、開発や別プロジェクトで忙しいため、仮に1か月、私が休むと先輩どちらかの仕事を1か月止めてしまうことになります。

どうすれば自分自身が前向きに休めるか、を考えた結果、「責任をもって『期日までに自分が抜けても大丈夫という状況を作る』という設計をする」という考えを先輩や上司に伝えました。

その結果、すぐに他のメンバーを回してもらえることになり、そのメンバーがヘルプデスクの代役をできるように育成する、という方向性が決まりました。
こうして、私は1か月の育休を取得できることになりました。

「属人化」のツケを支払った準備期間

方向性も決まり、いざ代役の方の育成に何が必要かを考えていくと色々なものが足りないことに気づきました。

  • 対応のマニュアル
  • 対応の履歴管理
  • 共有できる形での対応管理表

なぜ、これまでこのようなものがなかったのか。
それはこれまでヘルプデスクの対応が属人化していたからです。

限られたメンバーでやっていたことで誰かを育成する、情報を引き継ぐという機能が業務の中に存在しなかったのです。

マニュアル化をするために、これまで曖昧な基準でやっていたことに明確に線を引き、リアルタイムで共有できる履歴管理を実現するためにツール追加するなど、
メンバー育成に入る準備段階でやることがたくさんあり苦労しました。

ただ、これらの苦労は「育休をとるから発生した仕事」であるかというとそうではありません。

今後ヘルプデスクを増強する上で、メンバーの育成や、業務管理の標準化はいつか必ず実行しなければいけない仕事でした。

しかし、今後のために重要だけど緊急性はないので、ずっと後回しにしてきた仕事だったのです。

忙しい方ほど、こういった仕事は後回しにしがちだと思います。
私も後回しにし続けてきたのですが今回、育休を取得すると決めたことで、強制的に「重要だけど、緊急性はない仕事」が「重要で緊急の仕事」になりました。

幸運なことに最も苦労すると予想していたメンバーの育成は、事前にマニュアル整備や管理の標準化をしていたことや代役の方がもともとロボパットの対面サポートをやっているメンバーだったこともあり、想定以上にスムーズに進みました。

まとめ

「自分の仕事は代わりが効かない」という状況は本来、組織にとって健全な状態ではありません。

そのような状態で放置されているのは、普段の業務が忙しくなかなか体質改善に乗り出せないからです。

私は今回、育休をとるという事をきっかけにして後回しにしてきた業務を優先しなければならない状況となり、属人化していた業務体質を改善することができました。

意図したわけではないですが、結果的に体質改善をする機会として「育休」を活用することができました。

さて、先輩やメンバーの力を借りながら何とか自分が抜けられる状況を作ることができました。
無事に元気な女の子が生まれ、私は育休に入りました。

そして、育休から戻ってきた後にも大きな気づきがありました。

次回お届けする後半はその気づきと、育児に奮闘する私の阿鼻叫喚(笑)をお届けしようと思います!

 

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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
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