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業務自動化の仕方・方法(自動化業務の選び方) 2023.01.05  [最終更新日] 2023.07.24

RPAエンジニアとは? 仕事内容や必要スキルを徹底解説!

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RPAとは、人間がこれまでやっていた作業をAIやルールエンジンにやってもらう仕組みです。企業ではリソースの確保に役立てられ、複雑な業務もミスなく行えることで、近年需要が高まっています。一方で、RPAエンジニアは需要の高まりに対して少ないのが現状です。個人にとってはRPAエンジニアとしてのスキル獲得が、企業にとってはRPAエンジニアの採用が大きな課題になります。

そこで、この記事ではRPAエンジニアになるためのスキルやキャリアパス、RPA化するためにどのようなキャリアを持った人材を採用すべきかをご紹介。さらに、人材を確保する上で見通しが悪くなるポイントをどのように解決していくのかといった観点から企業に役立つRPA化の情報を紹介します。

【目次】

 

RPAエンジニアとは? 仕事内容や必要スキルを徹底解説!

RPAとは、人間がこれまでやっていた作業をAIやルールエンジンにやってもらう仕組みです。企業ではリソースの確保に役立てられ、複雑な業務もミスなく行えることで、近年需要が高まっています。一方で、RPAエンジニアは需要の高まりに対して少ないのが現状です。個人にとってはRPAエンジニアとしてのスキル獲得が、企業にとってはRPAエンジニアの採用が大きな課題になります。

そこで、この記事ではRPAエンジニアになるためのスキルやキャリアパス、RPA化するためにどのようなキャリアを持った人材を採用すべきかをご紹介。さらに、人材を確保する上で見通しが悪くなるポイントをどのように解決していくのかといった観点から企業に役立つRPA化の情報を紹介します。

 

RPAエンジニアとは

RPA(Robotic Process Automation)とは、これまで人間がやっていた作業を、AIやルールエンジンにやってもらう仕組みのことで、RPAエンジニアは、このRPAのロボット開発や保守・運用をおこなう職種のことです。まずは、RPAエンジニアについてご説明します。

 

RPA開発エンジニア

RPAエンジニアの種類には、大きく分けて開発と保守・運用の2種類があります。RPA開発エンジニアとは、主にRPAツールを使用し、実装を想定しながらロボットを構築する職種です。RPAをどのように活用するかはクライアントによって異なるため、RPA開発エンジニアは、クライアントの業務プロセスを十分に理解している必要があります。

 

RPA保守・運用エンジニア

RPA保守・運用エンジニアとは、主にRPA導入後の際にエラーなどが起きた場合に、ロボットの修正対応やクライアントに指示を出す職種です。

 

運用していく中で、改善点や修正点などが見つかることもあり、エンジニアはクライアントの運用状況に応じて、軽微なカスタマイズに対応することもあります。

 

他にも、導入したRPAのマニュアル作成や、クライアントからの問い合わせ対応、社内説明なども重要な仕事の一つです。

 

RPAエンジニアが今必要な理由

近年、人材不足を解消するため、RPAを含むITツールを導入する企業が増加しています。従来の働き方では、ルーティンワークに貴重な人材が割かれ、個々のスキルを活かしきれていませんでした。しかし、RPAを導入すれば、効果的に業務改善をおこない、優秀な人材に新しい仕事を任せられるようになるでしょう。日本企業のDXは大手企業だけでなく、中小企業においても加速度的に進んでいます。このようなRPAの需要の高まりにより、RPAエンジニアのニーズも増大しています。

 

RPAエンジニアの仕事内容

 

次は、RPAエンジニアの仕事内容について、詳しくご説明します。

 

RPAの導入

システム構築の方向性を確定します。クライアントの業務フローや、使用している業務ツールなどの情報を収集し分析するフェーズです。RPAには型があるものと、独自に構築するものがあり、クライアントの課題解決に適切なものを選ぶ必要があります。

 

RPAによる開発

RPAツールでロボットを構築し、クライアントの課題を解決するシナリオを作成するフェーズです。シナリオとは、クラインとの業務に沿ってデザインされた、RPAの動作プロセスのパターンのことで、具体的な指示を出さないと、上手く作動しない可能性があります。エンジニアは、クライアントの業務課題や業務フローを十分に理解し、精度の高いシナリオを作成しなければなりません。

 

業務設計

導入するべきシステムなのかを検討して整理します。RPAは、ルーティンワークの工数を削減するのには適しています。一方で、ロボット化できない業務や、ロボット化に向いていない業務などもあるため本当にRPA化するべきか判断しなければなりません。RPAエンジニアは、クライアントの業務フローを十分に理解した上で、ロボット化する業務を選定する必要があります。

 

保守・運用

RPA導入後のトラブル対処や、ソフトウェアのバージョンアップなどをおこないます。RPAは導入して終了ではなく、実際の業務に上手く活用してこそ、意味のあるものです。時には、クライアントが効率よく活用するために、マニュアルを作成することもあります。

 

 

RPAエンジニアに必要なスキル

RPAエンジニアになるのに、特別な資格は必要ありませんが、業務を円滑におこなうために必要なスキルはいくつかあります。次はRPAエンジニアに必要なスキルについて、詳しくご説明しましょう。

 

プログラミングや開発経験

1つ目は、プログラミングや開発経験です。RPAツールは、一定のプログラミングスキルを持っていることを前提としているため、プログラミングの知識や経験がないと、途中でつまづいてしまう可能性があります。一方、必要なプログラミング言語は、RPAツールによって異なるため、言語に限らず、プログラミングや開発経験を持っていると、RPAエンジニアとして活かせるでしょう。

 

Access、Excel VBAなどの経験

AccessやExcel VBAなどの経験があると、RPA開発に役立つでしょう。Accessとは、Microsoft社が開発提供しているデータベース管理ソフトで、データの管理や保存に優れており、多くのビジネス現場で利用されています。もう一つのExcel VBAは、ExcelやAccessで使用できる言語であり、ルーティンワークを自動化したり、独自のフォームを作ってExcelをアプリケーションのように見せることが可能です。

 

コミュニケーションスキル

RPAエンジニアは、クライアントとコミュニケーションを取りながら、業務フローや使用しているシステムなどの情報を収集しなければなりません。クライアント先でのヒアリングや、トラブルへの対処などを円滑におこなうためには、コミュニケーションスキルが欠かせないでしょう。

 

顧客の課題に対する理解力・分析力

効率的に業務がおこなえるよう業務改善を図る場合、クライアントが抱える課題をいち早く発見しなければなりません。クライアントからの要望をただ落とし込むのではなく、課題を理解し、分析できる能力も欠かせないでしょう。

 

RPAエンジニアの将来性

RPAエンジニアは、今後も需要が高まる職種だと予想されています。次はRPAエンジニアの将来性についてご説明しましょう。

 

年収相場

RPAエンジニアの正社員の平均年収は、約546万円です。ボリュームが多いのは、468〜559万円ですが、スキルや経験によって年収が異なるため、年収1,000万円以上の人材もいます。

 

労働力不足によって需要が高まっている

日本は慢性的な人手不足に陥っており、RPAエンジニアの需要も高まっています。その背景には、日本における生産年齢人口の減少が挙げられ、1995年をピークに減少し、今後も継続して減少していくと予測されているようです。

 

技術発展による市場拡大が期待されている

IT技術は、日進月歩で進化しています。新たな技術が開発されるたび、スキルや経験を持ったエンジニアが必要になるため、今後もRPAエンジニアの需要は高まっていくでしょう。特にRPAの分野は、導入を検討する企業も増加しているため、RPAに精通したエンジニアが求められています。

 

RPAエンジニアのキャリアパス

前項ではRPAエンジニアの将来性についてご説明しましたが、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。次はRPAエンジニアのキャリアパスについてご説明します。

 

RPAコンサルタント

RPAコンサルタントとは、クライアントの課題や要望をヒアリングし、RPAを用いてロボット化できる業務を切り出したり提案をしたりする職種です。RPAに関する幅広い知識はもちろん、高いコミュニケーション能力が求められます。

 

開発のスペシャリスト

開発のスペシャリストとは、RPAの開発分野において高い専門性を持つ職種のことです。RPAの専門知識や経験を持っていれば、即戦力になり、転職活動も有利にはたらくでしょう。一方、企業側から見れば、育成コストがかからないメリットがあり、多くの企業とバッティングし、採用が難しいケースもあります。

 

保守・運用のスペシャリスト

保守・運用のスペシャリストとは、RPAの保守・運用分野において、高い専門性を持つ職種のことです。保守・運用スペシャリストは、RPAの専門知識や経験に加え、クライアントの要望を汲んだり、わかりやすく説明したりするコミュニケーション能力も求められます。

 

フリーランスとして独立

これまでの経験と知識を活かし、フリーランスとして独立することも可能です。独立後は、スペシャリストとして働く方法と、コンサルタントとして働く方法の2種類があります。自身で案件を獲得しなければいけない難しさはありますが、フリーランスとして成功すれば、年収アップも実現できるでしょう。

 

RPAエンジニアの需要は高い!採用が大きな課題に

RPAエンジニアを含め、IT技術職の需要は年々増加傾向にあります。RPAに特化した人材に限らず、IT知識や開発経験を持ったエンジニアを採用しようとしても、なかなか上手くいかないことも多いようです。次はRPAエンジニアの採用課題についてご説明します。

 

自社にふさわしいプログラムの要件定義も大きな課題

RPAにはその性質上、できることとできないことがあります。そこでどの業務をRPAに任せるのかは人が判断する必要があります。

 

いくらRPA化できるといっても、その業務フローの混沌さにそもそも困っていなかったり、頻繁に煩わしさに悩むものでなければ、RPA化しても手応えを感じにくいでしょう。RPA化する内容をきちんと社内で精査する必要があり、その要件定義をできる人材を雇用できるかが大きな課題となります。

 

 採用や育成費用がかかると懸念

RPAエンジニアの採用や育成には費用がかかります。求人広告を出したり、エージェント経由で採用したりするのに費用がかかるのはもちろん、RPAに関する知識や経験が足りなければ、自社で育成しなければなりません。知識や技術は一朝一夕で身に付くものではないため、実際の開発業務に就くまで時間がかかることもあるでしょう。

 

 

まとめ

IT業界の市場規模は、年々拡大しており、それに伴い人手不足が大きな課題となっております。RPAエンジニアも例外ではなく、需要の高まりによって採用が難しいのが現状で、自社でRPAエンジニアを採用するためには、採用費や育成費がかかってしまうでしょう。

 

そこで、これからRPAの導入を検討している企業には、RPA「ロボパットDX」がおすすめです。

ロボパットDXは、プログラミング知識を必要としないため、専門知識やシステム開発の経験がなくても、ロボット作成ができます。

 

サポート体制も充実しているので、活用方法に悩んでも、専門知識を持ったスタッフがサポートしてくれるので安心です。

 

無料トライアル期間もあり、事前に操作性や効果を確かめることもできます。RPAの導入を検討している場合は、下記よりお気軽にご相談ください。

 

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RPAで自動化すべき業務を見極める3つの視点

RPAで自動化すべき業務を見極める3つの視点

RPA導入時、「どの業務に対してRPAを適用し、自動化するのか」を見極めることがとても大切です。
今まさにRPA導入を考えている皆さんは「どのくらい業務時間を削減できたかで費用対効果を測ろう」と考えているのではないでしょうか?
本資料では削減時間だけに注目してRPA適用業務を決めることの問題点を示したうえで、RPAを適用して自動化すべき業務を見極めるための視点を解説していきます。

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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
RPAを検討中の方、業務最適化を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

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