※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
「ミスログ」とは?
「百聞は一見に如かず」ということで、まずは実際に使用している「ミスログ」のフォーマットをご覧ください!
このように、ミスが起きた原因と対策を結構細かく記載しています。
目的は唯一つ、「同じミスを繰り返さない」ことです。
経理、人事、総務、営業事務、全員が一つのエクセルファイルにログを残して共有しています。
ミスを共有するための工夫はたった一つ
「恥ずかしいからミスしたことをバラしたくない」
そのハードルを解除するために、弊社では明確にインセンティブを設けています。
その名は、ずばり、「オープンマインド賞」です。
半年に1回、管理部門全員で、溜め込まれたミスログを読み込み、他の人の記述で「参考になったな~」「勇気を出して共有してくれているな~」と思うものに投票し、
上位数名が豪華ランチにつれていってもらえるという制度です。
このオープンマインド賞制度があるおかげで、ミスをして落ち込んでいたところから、少し前向きな気持ちになってミスログを書き込むことができているとのことでした。
定期的に、強制的に、確認できる
上記のオープンマインド賞には実はもう一つの仕掛けがあります。
それは、「定期的に、強制的に、確認する時間を設ける」ことができていることです。
投票のためは、その半年にあったすべてのミスログに目を通す必要があり、そのタイミングで必ず他の人のミスから学びを得ることができます
ちなみに前年度のオープンマインド賞は、「社内懇親会の店を間違って同じ名前の系列店に案内してしまった」というもので、これも要因と対策をきっちり記載しています。(笑)
(ご褒美ランチはちゃんと正解のお店にいけたようです。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「オープンマインド賞」という仕組みをうまく使って、ミスを積極的に共有し、会社全体のためになる取り組みを推進できた事例でした。
今回は弊社の事例でしたが、やはり実際に創意工夫をおこなっている現場の皆さんの声が一番参考になります。
定着までがなかなか難しいと言われているRPAも、ロボパットのお客様は様々な工夫をされています。
導入事例をHPにまとめておりますので気になる方はぜひご覧ください!