※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
サービス業としての厳しい社員教育
お打合せをさせていただいたのは、開店前の喫茶ルーム。
A社の社長と専務が優しい笑顔で迎えてくださいました。
そして、美しく完璧なお辞儀でご挨拶してくださるスタッフの皆様。
素晴らしい雰囲気の中でミーティングを終えたのですが、帰り際、専務がスタッフに一言、
「カステラの食べこぼしが僅かに床に落ちてます。片づけてください。」と。
私がどう目を凝らして見ても、一かけらも食べこぼしなどないようなきれいな絨毯でしたが、
スタッフの方は「申し訳ございません」という言葉とほぼ同時に、神業のようにササっとその場を整えていらっしゃいました。
その手際の良さから、日々厳しい指導を受けていらっしゃることが見て取れましたし、
スタッフの凛とした背中は、この歴史ある老舗で働いているという誇りがにじみ出ていました。
数値による現状把握の徹底
永く安定した経営が続くと、大なり小なり曖昧な数値をどんぶり勘定してしまう傾向が現れるものです。が、A社は、それを許さない。
「なぜ」を突き詰め明確な数値に落とし込んで、成功要因・失敗要因を必ず分析しています。
時にはその分析に外部の方の力を借りることがあっても、決して丸投げではなく、自分達で状況を把握する姿勢を崩さない。
そうすることによって、現場スタッフは安心して経営層に判断をゆだねることができますし、また、経営層の不確かな勘に頼る一か八か経営からも一線を置けます。
この確実な一日一日の努力が、300年以上という想像できないほどの年月を積み重ねてきたのですね。
時代を生き残るチャレンジ精神
しかし、確実さの中にも、時代に沿って変わっていかなければならない部分もあります。
人手不足や材料費の高騰など、今までにない新しい問題に出くわしたときも、A社はその時代に適したやり方を自ら切り開く力もしっかりとお持ちになっています。
私たちが提供しているソフトウェアロボット「RPAロボパットDX」を導入いただいているのもその一つかもしれません。
昔と変わらぬ味、高い品質のサービスを提供している裏で、最新のIT技術も取り入れて人に頼りすぎない体制を確立しようとしている姿は、さすがの一言です。
いかがだったでしょうか?
A社からの学びは、皆様の組織にも、きっと参考になったことと思います。
特に3つ目の、人に頼りすぎない体制を作る努力について、
具体的なところをもっと深くお知りになりたい方は、ぜひ弊社にお問い合わせください。