※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
営業一元管理ツールの導入立ち上げ
最初に取り掛かったのは、「今まで営業マン個人が自分のPCで管理していた案件の内容等を、営業管理ツールに入れてもらうこと」です。
全員が情報をツールに入れてくれないと正確な情報を取得して正しい判断をすることができないため、目標は「営業マン全員が管理ツールを使うようになる」です。
しかし営業マンからすると、慣れた方法を変えないといけないので、正直面倒です。
なるべくハードルを下げるために、操作画面+動画つきのマニュアルを作成し、
会議でも実演しながら説明しました。
「(自分でいうのもなんですが)若手がこれだけ頑張ったんだから流石に使ってくれるだろ」
と思いました、が、、、
2割:伝えたこと以外も調べながら使ってくれる
6割:使ってくれる
2割:ほぼ使ってくれない
という結果に。。。
なぜ全員使ってくれないの?
状況を上司に報告・相談したところ、「そりゃみんな大人だし理屈ではやらないといけないとわかっているけど、感情の部分でめんどくさいが勝ってるんだよ。そういうときは一人ひとり面と向かってコミュニケーション取らないとうまくいかないよ。具体的には〇〇にはこういう感じで言って、、、」というアドバイスを貰いました。
正直、「えぇ、そこまでやらないといけないのか、、、」とも思いましたが、せっかく入れたツールの良さをわかってもらえないのが一番もったいないと思い、一人ひとりに声をかけていきました。
効率は求めず、「一人ひとり」と話していく
「〇〇さん、この間のツールのやり方大丈夫そうですか?まあめちゃめちゃ忙しいですよね。でも使ってくれている他の皆さんにも迷惑になってしまうので、、、」
「〇〇さん、がっかりですよ、、、 〇〇さんは僕と同じような問題意識を持っていたからツールもバリバリに使ってむしろ先導してくださると思ってたのに、、、」
のように、自分のキャラも考えながら、正直に伝えることを意識。
すると皆さん「ごめんごめん」という感じで、そこからはちゃんと入力をしてくださるようになりました。
ぜひフィードバックを
「コミュニケーションは効率よりも効果性が大事」ということを、この活動で実感しました。
最後余談になりますが、個人的に一番やる気が出るのは、メンバーの皆さんが「こんなことも出来るの?」「じゃあこれも出来る?」みたいにワクワクしながら質問してくださることです。
もし、周りにツール導入プロジェクトを進めている人がいたら、なんでもいいのでぜひフィードバックをしてあげてください。ぜったい嬉しいです。
営業管理ツールを導入するのは始めてですが、RPAの導入と本質は同じで、自分も参考にしました。
組織的にツールの活用を広げていくためのステップを紹介しています。
ぜひご覧ください!