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経理部門で業務自動化事例が多い理由
経理部門は、システム化されている業務が多いですが、
実際は、システムで対応できない業務、システム間をつなぐ手作業が多いのも特徴です。
以下の内容に思い当たる業務も多いのではないでしょうか。
- 日次、週次や月次など繰り返し行う定期定型作業
- 請求書発行や仕訳入力など絶対にミス出来ない作業
- 勤怠システムや販売管理ソフトなど複数のシステムとの連携が必要な作業
ズバリこれらの業務こそ自動化に向いています。
では、具体的に業務をみていきましょう。
経理部門の事例紹介
【事例1】入金消込
Before:毎日インターネットバンキングを開いて入金確認、月中では毎日5分、月末は2時間~3時間かけていました。また、入金確認、仕訳入力と作業中心でセルフチェックが甘くなっていました。
After:入金消込の業務の自動化後は、セルフチェックに時間をかけることが出来、ミスが大幅に削減されました。
※上記の他、システム上での入金消込作業なども自動化することが出来ます。
【事例2】会計システムからの月次帳票出力と保管
Before:自動化前は会計士・税理士に依頼された際に都度対応していました。簡単な作業ではありますが、今やっている作業の手を止めてやるため他の作業時間にも大きく影響を与えていました。
After:自動化後は全く人がやることはなくなったので集中すべき業務に集中することが出来るようになりました。また、会計士・税理士側からも、依頼する手間がなくなり一定タイミングで入手できるのでスケジュール管理がしやすくなりました。
【事例3】仕訳入力
Before:1週間で届いた請求書をエクセルにリスト化し、それを紙で打ち出し社内承認を取っていました。その後、リストから「1.費用計上仕訳入力」「2.支払データ作成」「3.支払計上仕訳入力」と3つのINPUTが発生していたため、INPUT作業に追われその入力チェックをする時間も採れずミスが多発していました。
After:承認後の1、2、3のINPUTはすべて自動化され、入力作業の手間から解放され、仕訳の確認に集中でき業務効率化を図ることが出来ました。尚、自身の効率化だけでなく後工程にも影響がなくなりました。
谷さんからのメッセージ
世の中は人材不足に陥っていますが、人員補充では他の部署が先になり、経理に回ってくるのは数年に1度だけ。。。。
元々戦略上の理由から経理などの管理部門は最少人数でということになりやすい上に、人材不足が重くのしかかっている状況です。
だからこそ、経理部でも人は人でしか出来ないこと、判断、分析などに工数を使える体制づくりを今こそ進めていきましょう!
いかがでしょうか。
谷さんの話を読んでいただいて、
「こんな業務自動化できるの?」
「自分の業務では何が自動化できるかもっと知りたい!」
と思っていただけた方は、
いつでも弊社で【業務洗い出し会】や【業務診断会】を無料で行いますので、是非お問合せください!