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RPAの選び方 2024.08.21  [最終更新日] 2024.10.09

会社の成長を左右するのは何か?社長が社員に求めるのは○○!

  • 業務効率
  • RPA
  • ロボパットDX

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

こんにちは、FCEプロセス&テクノロジーの近藤です。

先日、上司から突然、
「この会社のどこが好き?」と質問されました。

皆様だったら、どう答えますか?

私は迷いなくこう答えました。
「自分をしっかり成長させてくれるところです。」

私は、「成長」というキーワードは、個人にとっても会社にとっても、とても大切なものだと考えています。

今回は、社長が社員の「成長」を一番に願い、それに社員がしっかり応えているそんなS社の事例をご紹介いたします。

「成長」には、強い信念と覚悟が大切。私自身もS社から多くのことを学ばせていただきました。

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【目次】

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

社員の成長が第一! 社長の強い信念

最初にお会いした時から、S社の社長はすでにとても強い“信念”をお持ちでした。
「会社の成長は、社員の成長あってこそ。社長は会社を成長させること以上に、社員をいかに成長させるかを考えた方が間違いない。」 
S社は社員数30名程度。一人一人の成果が、会社の売り上げを大きく左右する環境です。

社長のお考えをもっと深くお聞きしてみると、矢継ぎ早にこう語ってくださいました。
「うちの会社は社員の大半が技術者。単価の高い技術者には、その専門分野をしっかり学んで成長していってほしい。」
「一方で、バックオフィスは何をもって成長とするか。悩むのはいつもココ!」
確かに、バックオフィスの成長は、ベテラン社員になるほど見えにくくなるものです。

社長はひとまず、「バックオフィス人材の成長=自らの生産性を上げること」と定義して、バックオフィスの生産性を上げるための手段をたくさん探しました。
そこで出会ったのが、パソコンの定型業務を自動化してくれるRPAでした。

そのRPAの中でもロボパットは、現場スタッフが自分で業務をロボット化していくツールです。
生産性の向上はもちろん、副次効果として、ロボット作成過程でスタッフがIT人材として成長していくことも期待できます。

そのコンセプトに激しく共感した社長は、
自動化できそうな業務を一緒に洗い出し、試しに業務ロボットを作ってみるように、バックオフィスメンバーに指示しました。

一方でスタッフは・・・

ロボパットの利用を開始して1週間後にお伺いさせていただいたのですが、その時 私はちょっと驚いてしまいました。

あの熱い社長の言葉とは裏腹に、バックオフィスの女性スタッフ3名は、
「私たち、簡単なエクセル操作ができるくらいのITスキルなので、RPAなんて扱える自信がないのですが・・・」
と、まさかの消極的発言を繰り返すばかり。

自動化したい業務はしっかりと洗い出せており、「この業務が自動化されたらすごく楽!」と話してくださるのですが、自分たちで作る自信がどうしても持てないと言うのです。

「技術者の手を借りたら意味がない。君たち自身で自分の業務を自動化してほしい。」
「君たちの成長=会社の成長に必ずつながる それくらい大事なことなんだよ。」
そう言って社長が背中を押すと、彼女たちも理解して、覚悟を決めたようでした。

そこから毎週、定期勉強会を始めました。
【1週間後】
「勉強用動画、だいたい見終わりました!それ見ながら、ロボットもチョコチョコ作成できるようになりました!」
ちょっぴり自信がついたようです。

【2週間後】
「本当に、作れそう。あの業務がなくなったら、繁忙期に残業で疲れ果てることがなくなるんですよね。楽しみです!」
前向き発言に驚かされました。

【3週間後】
「ほぼ完成しました!あと少し。社長をアッと驚かしてやります!!」
もう安心レベル。社長の思惑通り、彼女たちはしっかり成長していました。

半年後にお会いしてみて

1か月の間に見事に繁忙期を乗り切る業務ロボットを作成し、その後も着々とロボットを増やしているというスーパーバックオフィス人材に変身した彼女たち。
半年後に久々に勉強会を実施したら、まぁとてもレベルの高い質問の嵐!
顔も自信に満ち溢れています。

社長:
「想像以上ですよ、こんなに成長してくれるなんて。もちろん、残業代が減った分は、彼女たちの基本給をUPしましたよ。」

技術部門のスタッフ:
「最近、彼女たちから、条件分岐やループ処理についてアドバイスを求められました。びっくりしましたよ。そんな会話をするようになるなんて嬉しいですし、こちらもすごく刺激になります。」

バックオフィス部門のマネージャー:
「私は見守っていただけなのですが、バックオフィス業務の仕事の仕方は大きく変わりました。彼女たちのお陰です。」

その後、このマネージャーは、自分も負けてはいられないと、RPAロボパットの勉強を始められたそうです。
そして、もっともっとバックオフィス業務を自動化していきます!と意気込んでいらっしゃいました。

一度走り出した成長のループは、止まらないようです。

 

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「⽇本型DX」に向けて組織的にRPAを活⽤していくための3ステップ

「⽇本型DX」に向けて組織的にRPAを活⽤していくための3ステップ

すでにRPAを導⼊している企業のなかには、「⼀部の業務で導⼊していたけれど、いつの間にか使わなく なってしまった」というところも少なくありません。また、「導⼊したものの、ごく限られた業務のみに使⽤し ており、導⼊効果が実感できない」といった課題を抱えている⽅もいらっしゃるのではないでしょうか。
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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
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