※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
ツール活用で身に付く思考
栃木県にある200人規模のお客様先の事例をご紹介します。
アナログ業務が多く、付帯業務の削減をしたいと考えていたお客様です。
取締役のAさんは「いやいや、先に今の業務フロー整理からやるべきでは?」
と初めはツール導入に前向きではありませんでした。
「無料で試せるなら・・・。」
という事でロボパットのトライアルを行って頂くことに。
トライアルが終盤にかかってきた頃、現場社員3名から下記の様な発言がありました。
「ツール活用をする過程で現状の業務フローが見える化がされた!」
「見える化されたことで自分はムダな事をやってたな、と気づけた」
「工数削減する為に、ココのフローを変えれば良いかも?と考えられる様になった」
ツール活用をしていく一貫で業務の整理が始まり、わずかトライアル期間の1ヶ月で、生産性向上につながる業務改善の思考が身に付いたのです。
今まで進まなかった事は、これからも進まない
「これまで全く進まなかった業務改善が進む兆しが見えた」
Aさんは、トライアル時の社員の反応を見てそう感じたそうです。
「今まで現場へ指示しても、マニュアル化/業務フロー整理が一向に進まなかった。この理由は『きっかけ』が無かったからなのだ」、と感じたとのことでした。
「業務改善は必須」これは取締役であるAさんも含め、現場の皆さんも共通の認識。
Aさん自身も今までは、「やった方がいいね!やろう!」
と言っているだけだったと振り返られ、このままだと業務改善は今後も進まないだろうと思ったそうです。
ならば、「きっかけ」としてITツールを入れてみて、業務改善に火をつけよう!
そう腹をくくった、とのことでした。
ちなみに、こちらのお客様では品質管理部へのRPAロボパットDX導入を皮切りに、業務の連携をしている製造部門での業務フロー見直しが行われています。
なんと今まで停滞していた状況が嘘のように、一気に2部署の業務改善が進むこととなりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
私も多くのお客様と面談をしておりますが、ツール検討について、「まずは現行業務の整理から」といって一旦断念される方が多い印象です。
もちろん「先に業務の整理をしてから」というやり方も間違いではないと思います。
私もどちらかというと「先に業務整理」と考えがちでした。
なので、
「やった方が良いと理解しているのに進まなかった業務改善。このままでは今後も進まないから、きっかけとしてツールを試してみよう!」
というAさんの考えは、目からウロコでした。
「ツール導入をきっかけにした業務改善」
もしかすると、これが業務改善の一番の近道かもしれません!
もちろん正解はありません。
ぜひ皆さんに合った業務改善促進のきっかけを見つけてみて下さい。