※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
プロジェクトが社内全体に広がらない理由
まずは手始めに、、、と、他部署の同期に声をかけて、
「こういう取り組みしていてすごい成果が出ているんだよ!よかったら説明聞いてみない?」
って誘ってみたのに、相手は一向に時間を取ってくれない。。。
これは組織における”あるある”です。
もし仮に時間を取ってくれても、話が全然進んでいきません。
そんなことって容易に想像つきませんか?
私が案内を受けた身でも、既読スルーするかもしれません。
理由は、
「忙しい」「自分の仕事じゃない」
というのがほとんどのはずです。
自分だけでは展開が難しい時、そんな時には他の人の力を借りることで前に進むかもしれません。
では、誰に協力してもらったら、他部署の人も話を聞いてくれるのでしょうか?
社内のプロジェクト展開は○○に協力してもらおう!
まず声をかけるべき人は、やっぱり自分の上司ですよね。
社内全体への展開を期待するのであれば、部長クラスの方が好ましいでしょう。
というのも、
ロボパットにおいても、社内展開をする上で、
- ロボパットを使って成果を出す
- 出した成果を上司に報告する
- 上司が社内(他部署)に共有する
というステップで広まっていくことが多いです。
ここで意外な落とし穴は、現場主導で行っているプロジェクトは、上司が詳しく成果を理解していないことがよくあります。
先日も、ロボパットを導入して半年の会社でプロジェクトメンバーが月間100時間の業務時間の削減を実現したものの全然、上司から賞賛を受けていないというのです。
その理由は単純で、「上司に報告しろと言われていないから、まだ伝えられていない。」ということでした。。。
すぐに「報告しましょう!」と提案しまして、上司に実際に報告してみると、
「これはすごいね!他の部署でも役に立つだろうから、今度早速、総務部と人事部の部長にも説明してほしい」
と話が進んでいき、メンバーも一気に社内で脚光を浴びたそうです。
上司、仲間への積極的な情報発信
また、とある導入企業の取締役からは
『社内への共有・伝播は上司の役割』と言っていました。
もちろん、上司が社内へ共有できるように、必要な情報をタイムリーに伝えることが前提となります。
改善の意識が高く、発想が豊かな人ほど、「もっとこうすればいいのでは?」と思いつくことができると思いますが、いざ実行しようとなると、組織の風土や慣例という壁に衝突してしまうこともあるはずです。
その際には、上司に素直に相談や、成果を報告することから始めてみてはいかがでしょうか。
私自身も自分が取り組んでいることを周囲に周知していくことで、同僚や上司のサポートを得やすくなることを経験しました。
今では社内の皆には少しうるさく思われるくらいに、自分が取り組んでいること、そこで困っていることを発信するようになりました!笑
多少図々しくとも価値ある提案であれば、きっと話が広がっていくはずです!