※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※
人手不足で感じた危機感
茨城県に本社を構える物流企業U社。
管理本部の田中さん(仮称)は、人材不足に強烈な危機感を抱いていました。
やらなきゃいけないことは増えていく一方で、
対応できる人は増えてはいかない。
そんな課題感から、なんでもこなしてくれる「スーパー事務員さん」として、
ロボパットを採用することを決めました。
「いちいち運送業システムの使い方を教える必要ってある?」
田中さん、RPAに任せる業務を決める視点が天才的でした。
例えば、「運送業システムに運送データを入力する」業務
田中さん曰く、
「担当者が各自のパソコンでデータ入力できる環境は整ってはいるものの、
皆が皆高度なITスキルを持ち合わせているわけではなく、
その人のパフォーマンスをその業務で評価するわけでもない。
しかも、教える側のコストもかかる。
“果たして、システムの使い方を教えることに労力を使うべきなのだろうか?”
という疑問が浮かび、ロボを作成して自動でデータを入れてくれるようにすればいいのでは?と思いました」
とのこと。
さくさくっとロボを作成してしまい、今ではボタンひとつで、
1カ月3~400件ほどのデータを短時間でミスなくシステムに入力できています。
「辞めたい」から「まだここで働きたい」へ。
ありとあらゆる業務をロボパットに任せていき、一人ひとりの負担が減るにつれて
職場の雰囲気も大きく変わりました。
年長の従業員も多く、以前、「体力的にきついから辞めたい」と相談されたこともあったとのこと。
しかし今では、定時で帰宅できるように。
「体力的にも精神的にもラクになった!」とイキイキ働いてくれるようになり、
辞めるどころか「私、まだここで働けますか?」
という冗談も飛び交うようになりました。
さらに嬉しい効果として、ロボ作成を通じて各メンバー間の業務理解が深まることで、
「例えば、いままでは『1』話しかけたら従業員から『0.5』の答えが返ってきていたとすると、今では『3』にも『4』にもなって返ってくるようになったのではないかと感じています。」
とのお言葉も。
結果として、RPAに関係のないところでも、仕事上の相談やアイデア共有のハードルがぐっとさがり、新しいアイデアが生まれる回数が増え、ちょっとしたことでも「それいいね!」とポジティブな意見が飛び交うようになったとのことでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人手不足に負けず、業務改善に取り組むことで組織の雰囲気まで良くなったという事例でした。
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