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RPAを学ぶ 2025.06.26  [最終更新日] 2025.07.07

経理畑のコンサルタントが教える「経理部でのRPA活用事例」

  • 業務効率
  • RPA
  • 資料請求
  • ロボパットDX

【目次】

 

※この記事は【RPAロボパットお役立ち通信(メールマガジン)】のアーカイブです。※

FCEの青野です。
私事ではありますが、昨年末にゴルフを始めました!
スコアはまだまだですが、私よりも4ヶ月くらいあとにゴルフを始めた俳優の鈴木福くんが1年以内のスコア100切りを宣言していましたので、私は年内の100切り目指して頑張ります!
もし、千葉でゴルフ仲間を探している方がいらっしゃれば是非お声がけください笑

さて本題です!
先日から、このお役立ち通信の文末にアンケートのリンクを設置し、多くのご回答をいただきました。
回答の中に「RPAの活用事例が知りたい」という声が多かったので、今回は、私のチームにいる経理出身の”谷さん”から、経理部での活用事例と自動化後のBefore/Afterをご紹介させていただきます。
経理部の方にとって必見なのはもちろんのこと、ご自身が経理部所属ではない場合は、是非経理の方と共有していただけると嬉しいです。

 

なぜ今、経理部門にRPA・AI・DXが必要なのか

人事・労務、営業事務、経理・財務、総務、経営企画、工場など、全国の中小企業では「人手不足」「無駄な作業」「業務の属人化」「生産性の停滞」が深刻化しています。


AIRPADX、ペーパーレス、デジタル化、電子化といったキーワードは、こうした課題を根本から改善し、業務効率化・生産性向上を実現するために不可欠です。


特にエンジニアがいない、またはITに詳しい人材が不足している企業こそ、直感的なツール活用と現場主導の改善アイデアが求められています。

RPAとは?AI・DX・ペーパーレス・デジタル化との関係

 
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、業務全体のデジタル化・電子化を推進し、ペーパーレス化やkintoneなどのクラウドツールと連携することで、無駄な作業の洗い出し・改善を加速させることです。

RPA(Robotic Process Automation)は、エクセルやシステム間のデータ転記、定型作業などを自動化できるツール​​です。AIやマクロ、パワークエリなどと組み合わせることで、より高度な業務効率化が可能となります。​

中小企業の業務効率化を加速させるRPA導入のメリット5選

RPAを導入するメリットは、以下の通りです。 

  • 業務効率化と生産性向上:繰り返し作業や定型業務を自動化し、担当者はコア業務に集中できる
  • ヒューマンエラー削減:データ処理を自動化することでミスが激減
  • コスト削減・ペーパーレス推進:紙の書類や手作業を減らし、電子化・デジタル化でコスト削減
  • 社員の働きがい向上:無駄な作業から解放され、判断や分析など「人にしかできない」業務に注力できる
  • IT人材不要:エンジニアがいなくても現場主導で導入・運用が可能

業務効率化と生産性向上

RPAの導入は、中小企業にとって業務効率化と生産性向上を実現する強力な手段です。繰り返し発生する定型業務やルーチン作業を自動化することで、従業員が本来注力すべきコア業務や戦略的な業務に時間を割けるようになります。

例えば、データ入力や請求書処理、在庫管理など、手作業で行うと多くの時間がかかる業務もRPAなら24時間正確に処理可能です。これにより、業務全体のスピードが向上し、限られた人員でも高い成果を上げやすくなります。RPA導入は、業務プロセスの見直しや無駄の排除にもつながり、中小企業の競争力強化に直結します。

ヒューマンエラー削減

RPAによる自動化は、ヒューマンエラーの削減にも大きな効果を発揮します。人間が手作業で行う業務には、どうしても入力ミスや転記ミスなどの人的ミスがつきものです。しかし、RPAは設定したルール通りに正確に業務を遂行するため、ミスの発生率が大幅に低下します。

特に、データ処理や計算業務、帳票作成などの分野でその効果は顕著です。ヒューマンエラーが減ることで、業務品質が安定し、顧客や取引先からの信頼性も向上します。修正作業やダブルチェックの手間も減り、全体の業務効率がさらに高まります。

コスト削減・ペーパーレス推進

RPAの導入は、コスト削減とペーパーレス推進にも大きく貢献します。紙の書類や手作業を減らし、業務の電子化・デジタル化を進めることで、紙の購入・保管・管理コストや手作業による時間的ロスが大幅に削減されます。

また、RPAは24時間365日稼働できるため、残業代や人件費の削減にもつながります。ペーパーレス化によって業務スピードや情報共有も向上し、環境負荷の低減にも寄与します。こうしたコスト最適化は、中小企業の経営資源をより重要な分野に集中させることを可能にします

社員の働きがい向上

RPAによって単純作業や無駄な作業から解放された社員は、判断や分析など「人にしかできない」創造的な業務に注力できるようになります。

これにより、業務へのモチベーションや働きがいが向上し、ストレスや疲労の軽減、離職率の低下にもつながるでしょう。また、働き方改革や有給取得の促進など、職場環境の改善にも寄与します。RPAは、業務の属人化を防ぎ、誰でも同じ品質で業務を遂行できる仕組みづくりにも役立つはずです。

IT人材不要

RPAは、直感的な操作が可能なツールも多く、エンジニアやIT人材がいなくても現場主導で導入・運用が可能です。中小企業でも、現場の課題やアイデアをすぐに業務改善へと反映できる柔軟性があり、属人化やブラックボックス化の解消にも役立ちます。

ツール選定やサポート体制をしっかり整えれば、IT未経験でも安心してRPAを活用し、業務効率化を実現できます。現場の声を反映した業務改善ができるのも、RPAの大きな魅力です。

 

 

経理部門でのRPA活用事例4選

以下に、経理部門でのRPA活用事例を挙げます。 

  • 入金消込の自動化
  • 会計システムからの月次帳票出力・保管
  • 仕訳入力の自動化
  • 伝票データ入力・決算業務・予算管理の自動化

入金消込の自動化

Before:毎日インターネットバンキングを開き入金確認、仕訳入力、セルフチェックに多くの時間を消費する。
After:
RPAで自動化し、確認業務に集中。ミスが大幅に削減され、月末の残業も激減する。

会計システムからの月次帳票出力・保管

Before:会計士・税理士からの依頼に都度対応。帳票出力や保管作業に手間と時間がかかる。
After: RPAで自動出力·保管し、確認作業に集中。依頼の手間がなくなり、スケジュール管理を効率化できる。

仕訳入力の自動化

Before:エクセルリストを紙で出力し、社内承認後に複数のINPUT作業。入力チェックの時間も取れずミスが多発。
After:承認後の全INPUTをRPAで自動化
。入力作業の負担がなくなり、確認業務に集中できる。

伝票データ入力・決算業務・予算管理の自動化

  • 伝票データ入力:AI-OCRとRPAを組み合わせ、紙やPDFの伝票データを自動で会計システムへ登録できる。
  • 決算業務:複数システムからデータを抽出し、連結決算用データを自動作成。残業抑制にもつながる。
  • 予算管理:予算超過部署への自動メール通知やデータ集計もRPAで実現。担当者の作業時間を大幅に短縮できる。

他部門・他業種での活用例

他部門・他業種でのRPA活用例は、以下の通りです。

  • 人事・労務:勤怠データの自動集計・電子化
  • 営業事務:受発注データの自動転記・在庫管理の自動化
  • 工場:生産管理データの連携・ペーパーレス化
  • 金融機関:申込者情報の自動照会・反社チェックの自動化
  • 小売業:発注・在庫管理の自動化、複数システム間のデータ処理

RPAは、さまざまな部門や業種で業務効率化を実現しています。例えば人事・労務では、勤怠データの自動集計や電子化によって、手作業による転記ミスや集計時間を大幅に削減。営業事務では、受発注データの自動転記や在庫管理の自動化が進んでいます。RPAが受注メールやFAXからのデータを自動でシステムに入力することで、事務員の作業時間が実質ゼロになった事例もあったのだとか。

工場では、生産管理データの自動連携やペーパーレス化によって、現場の負担軽減とリアルタイムなデータ活用が可能です。金融機関では、申込者情報の自動照会や反社チェックの自動化、小売業では発注・在庫管理や複数システム間のデータ処理もRPAが担い、ミスの防止や業務スピード向上に貢献しています。こうした自動化の活用は、ヒューマンエラーの削減や業務の標準化、属人化防止にもつながります。

RPA導入で得られる「業務改善・生産性向上」の具体的効果

以下に、RPA導入で得られる「業務改善・生産性向上」の具体的効果をまとめました。

  • 作業時間の大幅削減:月間100時間以上の工数削減事例も多数
  • リアルタイムなデータ把握:クラウドやkintoneでデータ一元管理、経営判断の質も向上
  • 教育コスト削減:ルール化された業務をRPAで自動化し、担当者の教育負担も軽減
  • 属人化・ブラックボックス化の解消:業務プロセスの見える化・標準化が進む

RPA導入による業務改善・生産性向上の効果は多岐にわたります。まず、定型業務や繰り返し作業を自動化することで、月間100時間以上の工数削減を実現した事例も多く、従業員はコア業務に集中できるようになります。また、クラウドやkintoneなどを活用したデータの一元管理により、リアルタイムで経営状況を把握でき、迅速かつ的確な意思決定が可能です。 

ルール化された業務をRPAに任せることで、担当者ごとの教育コストや引き継ぎの負担も大幅に軽減されます。さらに、業務プロセスの可視化・標準化が進むことで、属人化やブラックボックス化が解消され、組織全体の業務品質や生産性が底上げされます。

FCEが提案する業務効率化の進め方

RPA「ロボパットDX」の提供や、導入時のサポートを行うFCEでは、以下のような手順で業務効率化を提案しています。

1.改善が必要な業務の洗い出し

2.スキルアップサポート

3.社内シェア

1.改善が必要な業務の洗い出し

まずは、プロジェクトを立ち上げ、選考部門とプロジェクトメンバーを選定。現場の業務を徹底的に洗い出し、無駄な作業・属人化した作業を可視化します。業務の棚卸と自動化業務を選定することで、AIやRPA、DXツールで自動化できる業務が明確になります。

2.スキルアップサポート

RPAを​​kintone・エクセル・マクロ・パワークエリ​​などで​​どのように活用すればよいのか、丁寧に指導​​します。

以下は、活用方法の一例です。

  • kintone:データ一元管理とRPA連携
  • エクセル・マクロ・パワークエリ:大量データの自動処理・集計
  • クエリ:複雑なデータ抽出・分析も自動化

業務自動化計画の策定や定例会などのマネージメントサポートなど、徹底したスキルアップサポートを提供します。

3.社内シェア

社内シェアの場として、先行部門での成果を発表する成果報告会(お披露目会)の実施。
RPAを「どう使いこなすか」だけでなく、「どう定着させるか」まで考え、導入支援サポートでDX推進を支援します。

企業の状況に合わせて、以下3つのサポートが可能です。

  • 集合型サポート:動画で基本的な操作方法を習得
  • 個別サポート:業務の洗い出しからスキルアップまで一貫してサポート
  • 「超」個別サポート」:担当者による3ヶ月間の導入支援サポート

RPA活用事例に関するよくある質問(FAQ)

Q:エンジニアがいなくても導入できますか?
A:FCEのサポートと現場主導のツール活用で、IT未経験でも安心して導入できます。

Q:どんな業務が自動化できますか?
A:エクセル・kintone・マクロ・パワークエリなどを活用し、データ転記・帳票出力・仕訳入力・勤怠管理・受発注処理など幅広く対応可能です。

Q:費用対効果はどれくらいですか?
A:導入企業の多くが月間数十時間~数百時間の工数削減、コスト削減を実現しています。

まとめ:今すぐ始める!資料請求・無料相談のご案内

AI・RPA・DX・kintone・マクロ・パワークエリなどのツールを活用し、業務効率化・デジタル化・ペーパーレス・電子化を実現することで、中小企業でも生産性向上と働きやすい職場環境が手に入ります
まずはFCEの無料資料請求・業務診断から、貴社の業務改善をスタートしましょう!

 

 

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RPAで自動化すべき業務を見極める3つの視点

RPAで自動化すべき業務を見極める3つの視点

RPA導入時、「どの業務に対してRPAを適用し、自動化するのか」を見極めることがとても大切です。
今まさにRPA導入を考えている皆さんは「どのくらい業務時間を削減できたかで費用対効果を測ろう」と考えているのではないでしょうか?
本資料では削減時間だけに注目してRPA適用業務を決めることの問題点を示したうえで、RPAを適用して自動化すべき業務を見極めるための視点を解説していきます。

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この記事を書いたコンサルタント

ロボパット編集部

広報部・編集長

ロボパットDX編集部です。
RPAを検討中の方、業務最適化を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

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