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株式会社光洋

ロボパットがDX推進の第一歩に!
業務自動化によって削減された時間で「人間にしかできない仕事」を

業務:食料品及び日用雑貨品等の小売販売(大阪府)
導入ライセンス
フル機能:3ID・実行機能:2ID
稼働ロボ数
78(2022年1月現在)
従業員数
1,205人

大阪府に拠点を置くスーパーマーケット運営会社です。
京阪神地区にて 「SUPERMARKET KOHYO」「マックスバリュ」「ピーコックストア」など80店舗を展開しています。
創業以来「お客さまのくらしにとけこみ お客さまのくらしに役立つ」 という理念を掲げ、「食」を通じて地域の人々の生活に貢献されています。
写真左から、角野久美子様(営業本部マーケティング部マーケティング課)、安井弘紀様(取締役営業本部長)、伊藤覚様(経営管理本部コントロール部予算管理課)、玉城達也様(商品本部数値管理課長)、篠宮晴香様(営業本部マーケティング部販売促進課)、古舘結実様(商品本部コーディネーター部)

この事例のポイント

  • わかりやすい操作で、簡単にロボットを作れる

    とにかく、見た目がわかりやすかったです。ロボットの修正もメニューを選択するだけで簡単にできる。ロボットの数が増えるスピードも早く、それだけ作りやすいRPA製品だと感じています。

  • ロボパットが社内DXチャレンジの第一歩になった

    いま社内ではDXの製品を「実験的にでも色々取り組んでみよう」という雰囲気があるのですが、そのきっかけとなったのはRPAの導入だったと思います。ロボパットを使ってその効果を実感していなかったら、こんなに急速にはDXが進んでいなかったのではないかと感じています。

  • 削減された時間で「人間にしかできない仕事」を

    RPAで削減された時間を使って、人間にしかできない仕事をしていきたい。たとえばバイヤーだったら、他社では売れているのに当社にはない商品を探してきて欲しいんです。実績のレポートをロボットが自動で出してくれるので、人間はそれを分析するために時間を使って欲しいと思います。

INTERVIEW

※以下、敬称略株式会社光洋では、本社業務や店舗業務の効率化を目的として、RPA「Robo‐Pat」を活用しています。
今回は、RPAの導入担当者である商品本部数値管理課課長 玉城達也さん、営業本部マーケティング部マーケティング課 角野久美子さんにお話を伺いました。

はじめに、RPAを導入したきっかけを教えてください。

玉城さん

玉城

新聞でRPAという言葉をよく見かけるようになった頃、店舗を担当している部長数人から「RPAを試してみたい」と言われたことから始まりました。RPA導入は、本社の商品本部・営業本部・管理本部で横断的に取り組みました。
私は商品本部に所属しており、角野は営業本部に所属しています。導入当初は、各本部から1人ずつRPA担当者が選出されて合計3人の専任担当者からスタートし、現在は6人の担当者がいます。

なぜ部署を横断したプロジェクトとしてRPAを導入しようと考えられたのでしょうか。

玉城

もともと各本部には、デジタル技術に詳しい人(システム担当者やExcelスキルの高い人材)が配置されており、それがそのままRPA担当者となったわけです。早速RPAの導入を進めたのですが、実は一番最初に導入したのは他社のRPA製品でした。

他社製品からロボパットに移行したきっかけはどんなことでしたか?

玉城

取引先の銀行の方からロボパット勧めてもらい、説明会に参加したのがきっかけです。
とにかく、他社製品よりも見た目がわかりやすいと思いました。特に、Excel操作のメニューが充実していたのが良かったです。
弊社の場合、Excelの処理業務をどんどん自動化していったので、Excelに強いロボパットであればもっと作成スピードが早くなり、業務効率が上がるのではないかと思いました。

業務をより効率的に自動化するためにロボパットに移行するというご判断だったんですね。

玉城

まさしくその通りです。実は他にもいくつかRPA製品を比較検討していたのですが、当初導入していたものとあまり変わらないと感じていました。そのような中でロボパットのExcelメニューの充実さを目にしたので、非常に衝撃を受け、とても惹かれました。
ロボパットのExcelメニューの場合、自動処理が途中で止まってしまったとしても「ここでロボットが止まるならこのコマンドを差し込もうか。これで止まるんだったら、今度はこれを差し込もう」というように、リカバリーがすごくやりやすかったんですね。

コマンドを入れたり、ロボットを組むときに視覚的に操作できる点が良かったということですか?

玉城

そういうことです。Excelメニューの操作の種類が充実しているので、簡単に選んではめ直すだけでロボットの止まる原因が克服されるというのは、すごく良かったです。以前使っていたRPAよりも、ロボットの数が増える度は倍以上になりました。それだけロボパットはロボットを作りやすいのだと思いました。

角野さん、RPA製品の移行をご検討された時はいかがでしたか?

角野さん

角野

RPAの移行によってロボットを作り直さないといけないのは少し手間かなと思いました。 ただ、以前使っていたRPAだと画像認識ができずに止まっていることがあり、画像認識のできるロボパットによって業務がやりやすくなるかもしれないとも感じました。


 

ロボパットのトライアル期間中で、以前使っていたロボの移管を完了されたそうですね。

角野

はい。最初は、他社製品でやっていたことをロボパットでできるかどうか、というのを試しながらロボットを作成しました。
「以前はこういうことをやっていたんですけれども、どうやったらできますか」と、FCEさんに質問をしながらロボットを組んでいきました。

移管が完了し、今では多くのロボットが稼働していると伺いました。実際にどの程度の時間削減ができたのでしょうか?

角野

2022年1月現在で、78件のロボットが稼働しており、削減につながった時間は月間420時間になりました。現在も、新しいロボットの作成を進めていますので、削減時間はさらに増えていくと思います。

具体的には、どのような業務を自動化されていますか?

角野

最初に自動化した業務は、畜産商品部の発注予測を計算する業務です。過去の実績、発注履歴、天気予報の情報をダウンロードして、Excelに取り込んで計算させる業務です。
小~中規模店の畜産部門では店舗の発注業務の負担軽減のため、本部がまとめて発注しています。以前は約40店舗分の発注を3人でしており負担が大きい業務でしたので、発注予測が計算できるExcelを作成しましたが、1店舗あたり30分程作成時間がかかるため、40店舗分を作成することができませんでした。
そこにRPAの話がちょうど来たので、自動化することによって40店舗分ができるようになればという思いで、まずは発注予測業務のロボット作成に取りかかりました。

業務を自動化されるときに苦労されたことはありますか?

角野

先ほどご説明した3つのデータ(過去の実績、発注履歴、天気予報の情報)のうち、発注履歴は社内の独自システムから取り出すのですが、この取り出す操作をロボットで自動化するのが難しく、うまくいかないことが多かったんです。
最終的にはそこだけは人がダウンロードした方が早いという判断をしました。

業務全体を見て、人間が作業する部分と自動化する部分を分けて、RPAを取り入れているのですね。

角野

はい。自動化に取り組んでいくにうちに、全部自動化をしようと考えるのではなく、人がやる業務と、自動化を組み合わせていくことがよいということに気づきました。
今はそのロボットは畜産商品部が主導となって、スムーズに運用されています。発注履歴は人がダウンロードし、それ以外を自動化すると分担を決めたことによって、ロボパットのフローが簡単になり、安定して動くようになりました。


活用状況_玉城さん・角野さん
【株式会社光洋のロボパット活用状況】
玉城様と角野様2名でスタートした RPA の活用。
現在はメンバーも増え、営業本部、 経営管理本部、商品本部と全社横断で活用している。
ロボットは 78、削減時間 は月 420 時間の実績を出している。(2022年1月現在)

畜産のご担当者からは、ロボパットを使う前と後で業務が変わったなどという話はありましたか?

角野

はい。「ものすごく便利」だと。
発注予測は現場の方ならではの「勘」も必要になるので、「RPAを使うよりも自分がやったほうが早い」と感じる人もいたのですが、実際には、多くの作業をロボットがやってくれることで、発注担当者は以前よりも勘を働かせるポイントを絞れるようになったみたいです。
結果として、定番商品は自動化で出した予測に任せて、特売の商品などは人が集中して考えると、といった形で絞って臨機応変に仕事ができるようになっています。

人間の勘をより集中して発揮させる環境を、ロボットを通じて作ったということですね。

角野

そうですね。その助けになっているかなと思います。今後も、人が考えなくてもいい業務はどんどん自動化していけたらいいなと思っています。

ほかにも、ロボパットの活用を検討している業務はありますか?

角野

いま検討しているのは、チラシなどの情報発信の自動化です。例えばLINEなどのSNSを使った情報発信で、ロボットを活用して各店舗に合わせた情報配信ができないかと検討しています。
現状は担当者数が少ないこともあり、どの店舗のお客様にも同じ内容を一括送信で送っています。各店舗の売り上げを増やすためにも、ここを自動化できたらいいなと思っています。
他にも、EC事業のデータ集計ロボットを作成中です。弊社では2021年4月からEC事業をスタートしました。実店舗ではフェアの開催数がどうしても限られてしまうのですが、Webなら通年でさまざまな企画を行うことができるため、現在はアイテムを増やすなど強化を行っているところです。この先、ECに関する業務の増加に備えて、納品書の作成・送信の自動化を進めています。
作業されている現場の方に、どうやって作業しているのかというのを詳しく聞いて、ロボパットに落とし込んでいます。

業務をロボットに組みこむためのヒアリングのコツや、心がけていることはありますか?

角野

実際に自分がこの作業をするとしたらどう作業をすすめるかをイメージしながらやるようにしています。「こういう場合はどうするのか」というような具体的な質問をしながらヒアリングしています。

ありがとうございます。玉城さんは、角野さんのロボ作りの様子をご覧になっていかがですか?

玉城

実は、ロボットによる業務の削減時間を作成者別に合計すると、角野が削減した時間が一番長いんです。これは、多くのロボット作成に取り組んでいるということだけでなく、角野が部署で現場の声をきちんと聞いて、できるだけ多くの項目を自動化できるように考え抜いているからだと思っています。
現場の課題を聞き出すコミュニケーション力と、ロボパットのスキルを掛け合わせて、具現化する能力がとても高いんですよね。
角野がロボパットに興味を持って「これはきっと役に立つものだから、時間を割いてしっかり活用すべきだ」と思ってくれたこと。これがすごく会社にとって大きいと思います。


角野さん仕事

ロボパットのサポートのひとつである「Web家庭教師」はどのように使っていますか?使ってみた感想もお聞かせください。

角野

Web家庭教師はよく使わせてもらっています。以前、社内システムが絡むのでロボパットでは実現できないと思い込んでいた作業があったのですが、Web家庭教師で相談したところ、実はできるということを教えていただいて。「やっぱりプロに教えていただくことが大事だなぁ」と思いました。

ロボパットで自動化する業務は、どのようにして見つけていますか?

角野

社内で自動化できそうな業務の募集をしました。事前に玉城がロボパットの動きを部長会で見せて、どんなことができるのかを説明すると、各部から「こんなことを自動化できないか」という案が多く集まりました。内容としては実績の作成業務が多かったです。ロボパットが実際に動いているところを見たことで、「うちの実績もロボパットで作れるんじゃないか」と思ってもらえたのだと思います。

実績を管理する業務の他には何かありましたか?

角野

店舗業務の中で大変な作業を自動化して簡素化できないか、という内容もありました。たとえば、昼礼の資料ですね。昼礼では、午前の売り上げをもとに、午後はこのぐらいがんばりましょうといったことを話します。そのために午 前中の売り上げを集計して資料を作成しています。その業務を本社で自動化できたら、店舗業務を短縮できるのではないかと思っています。

ロボパットを導入して、社内にどんな影響がありましたか?

玉城

ロボパットは社員向けの情報をたくさん発信しています。ロボパットは社内連絡用アカウントも持っていて、アカウント名は「アトム」といいます。これは社長が命名してくださいました。毎日同じ時間に、「アトム」からメールや電子掲示板の情報が上がってくるので、「今日もロボットから情報が来ているな」というのが社員もわかります。
このようにRPAというものが社内に常駐しているという認識が社員に浸透したのは、角野のおかげです。


アトム1
全社のメール配信システムには「アトム(RPA)」からのメール通知が多数。今やアトムは全社の「一員」だ。

アトム2
角野様作成の「畜産発注ロボ」が送信するメール。

アトム3
「畜産発注ロボ」の発信に、各店長から発注依頼の返信が来る。現場からも「ものすごく便利」と好評だ。
定番業務はロボに任せることで、人は「現場の勘」を必要とする仕事に、より集中できるようになった。

経営者として、社長はRPAをどのように評価されていますか?

玉城

24時間働ける、じゃないですけれども、「○○実績データが君たちのいない日でも上がるようになったんだね」と言われました。導入前までは担当者が休んでいたら発信されていなかった情報が、今は自動で朝から晩まで提示されたり、メールで報告されたりしていますので。それだけでも大きな成果だとおほめをいただきました。
実は社外のシステムを取り込んだのは、RPA製品が初めてなんですよ。世の中がDXの流れになり始めた時、会社が「じゃあこれを新しくやってみよう」と積極的にDXに取り組めるようになったのも、RPAを導入してそれがちゃんと動いているという事実があったからだと、私はそう思っています。
ロボパットを導入していなかったら、ここまでのスピードでDX化しようとはなっていなかったかもしれません。ロボパットが経営陣の目の前で普段通り動いたというのが、大きく影響していると思います。

では最後に、RPAを使って会社全体としてやっていきたいことについてお聞かせください。

玉城

ロボパットを活用すれば、実績のレポートは自動で出せるようになります。その実績を読み解くための「頭を使う時間」を増やしていきたいと思っています。
たとえばバイヤーなら、業務の自動化でデスクワークの時間を削減して、もっと買い付けのために世の中に出て欲しいと思います。スーパーの業界では「うちにしかない商品を」とよく言います。世の中で売れていて当社にはない商品、その商品を探してきてほしい。それって人間にしかできないですよね。
頭を使う仕事にもっと時間を使いたいんだという人は、ロボパットを使って自分の時間を作って欲しいなと思います。手が空いたから人件費削減ではなく、空いた時間を使って人間にしかできない仕事をする。そうすることで、業務の質を変え、高めていくことができるのではないかと考えています。

「時間が空いたから人件費削減ではなく、人間ならではの仕事に活かす」、まさにわれわれがロボパットによって実現したい姿と一致しており、とても嬉しく思います。貴重なお話をありがとうございました。

 

導入担当者からのコメント

林 智大 営業推進部・セールスディレクター

導入当初から現在も多くのロボ作成に取り組んで頂いております。弊社のサポートを積極的に活用頂き、ロボ作成の課題があれば解消に向けての動きがとても速いです。さらに、現在は、培ってきたスキルを社内にも展開し、特定の方々だけではなく、多くの方がロボを作成し自動化を進めていらっしゃいます。今後もロボパットを活用し、光洋様ならではのDX推進の成功事例がたくさん生み出されていくことを楽しみにしています。

この記事を書いたコンサルタント

林 智大

営業推進部・セールスディレクター

大手通信系IT企業に入社後、営業からバックオフィス部門まで幅広い業務に従事。その後、BPO事業を展開する東証一部上場企業で某自治体でのマイナンバーカード交付業務のプロジェクト責任者として参画し、運用の構築と安定稼働を実現。2018年にFCEグループへ入社。これまでの実務経験を活かし人とロボットの共存をコンセプトにRPAで各企業の業務効率化を推進している。

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